世界のコンテンポラリー・ダンス・シーンをリードするダンス・カンパニー、ローザス（Rosas）が2年ぶりに来日。5月9日（木）から東京・池袋 東京芸術劇場 プレイハウスにて公演を行ないます。今回の来日公演で披露されるのは、ジョン・コルトレーンの1965年作『至上の愛』とJ.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲」。ともに“神への捧げもの”という共通点を持つ音楽史上屈指の傑作に着想を得た新作2つです。「A Love Supreme 〜至上の愛」を5月9日（木）から12日（日）まで、「我ら人生のただ中にあって / バッハ無伴奏チェロ組曲」を5月18日（土）と19日（日）にそれぞれ上演。「我ら人生のただ中にあって / バッハ無伴奏チェロ組曲」にはジャン＝ギアン・ケラス（vc）が出演します。

　また「A Love Supreme 〜至上の愛」は5月17日（金）と18日（土）に愛知・名古屋市芸術創造センターでも上演されます。

　振付師・ダンサーのアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルが主宰するローザスは1983年にベルギーで設立。空間と時間を表現する行為としてのダンス芸術を拡げ、音楽、幾何学、視覚芸術、言語など、多くのジャンルとの協働による作品作りを行なってきました。

Photo by Anne Van Aerschot