2018年の初来日公演が話題を呼んだスペインのシンガー / 俳優、シルビア・ペレス・クルス（SILVIA PEREZ CRUZ）が、10月9日（水）と10日（木）に東京・南青山 BLUE NOTE TOKYOで来日公演を開催。

　今回の来日公演は、1987年生まれ、地中海に浮かぶメノルカ島出身のジャズ・ピアニスト、マルコ・メスキーダとのデュオ。メスキーダはカタルーニャのギタリスト、チクエロとのデュオで2018年の〈東京JAZZ〉に出演しており、チクエロとメルキーダのデュオ名義でのアルバム『ノ・アイ・ドス・シン・トレス』（CD BNSCD-8949 2,500円 + 税）の国内盤が6月に発売されたばかりです。

　クルスは、スペイン北東部のカタルーニャ州パラフルジェルで音楽家の両親のもとに生まれ、名門カタルーニャ高等音楽院でジャズ・ヴォーカルの学位を取得。2012年にソロ・デビューを果たし、特定の音楽ジャンルやスタイルに縛られない幅広い音楽性と情熱的かつ繊細な歌声が、スペイン国内に留まらず世界中で評価されています。また2016年に公開された映画「Cerca de tu casa」（英語タイトル「At Your Doorstep」）では主演女優を務め、スペインのアカデミー賞と呼ばれる〈ゴヤ賞〉で最優秀女優賞にノミネートされるなど、女優としても活躍しています。2018年には初来日を記念して2枚組ベスト・アルバム『ジョイア』が発売されました。