サックス奏者の
ジョシュア・レッドマン (Joshua Redman)が、
ソニー・ロリンズ に捧げるニュー・アルバム『We Play For Rollins』(原題『If Ever You Would Leave Us(We Play For Rollins)』を11月20日(金)に発表。アルバムからの先行シングル第1弾「グランド・ストリート」が公開されています。
新作には、ロリンズのレパートリーから選び抜かれた11曲を収録。「サキソフォン・コロッサス」と称されたテナーの巨人への愛と経緯に満ちた作品となっています。レコーディングには、
マーカス・ギルモア (ds)、
クリスチャン・マクブライド (b)、
ラリー・グレナディア (b)、
ケヴィン・ヘイズ (p)、
ピーター・バーンスタイン (g)、
クリス・ポッター (ts)、
セシル・マクロリン・サルヴァント (vo)、そして
ガブリエル・カヴァッサ (vo)を迎え、さまざまな編成で名曲の数々をプレイしています。
ロリンズが亡くなった翌朝から、彼のために何か動きたいという衝動に駆られたレッドマンは、ミュージシャンに次々と連絡をと取り、わずか数週間後にはスタジオ・セッションをセッティングしていました。
ロリンズから受けた影響について、レッドマンは「ソニーが亡くなったことは、間違いなく僕に大きな衝撃を与えた。親を亡くしたときとどこか似た感覚だった。僕にとって彼は間違いなく音楽上の父であり、祖父であり、そしてゴッドファーザーでもあった。そのすべてを一人で体現していたような存在だ。それは僕だけではなく、きっとミュージシャンみんなにとってそうだったと思う。即興演奏家としても、サックス奏者としても、彼は僕にもっとも大きな影響を与えた人で、彼はずっと僕たちとともにいてくれた。僕が生きてきたすべての時間、そして僕が生まれるよりもはるか以前から。まるで、けっして僕たちのもとを去ることなどない人のように感じていた。ソニーの音楽に出会ったのは、僕がサックスを始めた10歳か11歳くらいの頃だった。バークレーの公共図書館へ行って、棚をあれこれ見ていたとき、『サキソフォン・コロッサス』というアルバムを見つけたんだ。“ずいぶん大胆なタイトルだな”と思ったよ(笑)。あれが僕にとっての“ユリイカ”の瞬間だった。そして実際にレコードをかけてソニーを聴いたとき、僕は初めて理解したんだ。ジャズの即興演奏が持つ本当の力と可能性にね。彼の音楽が僕を目覚めさせてくれた。ソニー・ロリンズとの出会いは、僕にとってジャズへの入り口であり、進むべき方向を示してくれる北極星だったんだ」と語っています。
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Photo by Adrien H Tillmann