ステレオラブ（Stereolab）の15年ぶりのニュー・アルバム『Instant Holograms On Metal Film』が5月23日 (金) にリリースされるのに伴い、発売日前日となる5月22日（木）に全世界でリスニング・イベントが開催決定。日本では18時より、全国の43のレコードショップにて開催されます。

　リスニング・イベント開催店舗ではアルバムが先行発売が行なわれます。アルバム購入者には先着で、『Instant Holograms On Metal Film』のアートワークをあしらった缶バッジ、 『Instant Holograms On Metal Film』のアートワークと裏面にステレオラブのカタログタイトル一覧が印刷されたレコードサイズの両面ポスター、そしてステレオラブのロゴステッカーの豪華セットがプレゼントされます。特典セットには限りがあるとのこと。43の開催店舗は以下です。

［リスニング・イベント開催店舗］
タワーレコード仙台
タワーレコード渋谷
タワーレコード新宿
タワーレコード町田
タワーレコード新潟
タワーレコード名古屋パルコ
タワーレコード名古屋近鉄パッセ
タワーレコード梅田NU茶屋町
タワーレコード神戸
タワーレコード京都
タワーレコード広島
タワーレコード福岡
タワーレコードなんばパークス
タワーレコード吉祥寺パルコ店
HMV立川
HMV札幌ステラプレイス
HMVイトーヨーカドー宇都宮
HMVイオンモール伊丹
HMV大宮アルシェ
HMVイオンモール岡崎
HMVイオンモール水戸内原
ディスクユニオン新宿インディ・オルタナティヴロック館
ディスクユニオンお茶の水駅前店
ディスクユニオンROCK in TOKYO
JET SET　京都店
Stiff Slack
Biglove Records
MEDEL MUSIC
ジャングル・エキゾチカ
ディスクピア日本橋店
ディスクビート
珍屋立川2号店
FLAKE RECORDS
RECORD SHOP FILE-UNDER
Alffo Records
more records
LIKE A FOOL RECORDS
mutant store oomalama
Small World
FACE RECORDS MIYASHITA PARK
ガーデンオブディライト
誠光社
ハッカニブンノイチ

　また、アルバムからは、「Aerial Troubles」「Melodie Is A Wound」に続き、最後のシングルとなる「Transmuted Matter」がミュージック・ビデオとともに公開されました。

　ティム・ゲインはアルバム制作について「新しいアルバムを作ろうというアイデアが明確になったのは2023年の春から夏頃で、2024年1月にレコーディングを始めた。いつものようにリハーサルはなく、ゼロからのスタートだった。“常に初心者の気持ちで”というのが僕のスタンスで、手探りで進める感じだね。音楽はただただワクワクする冒険で、演奏することや人に聴かせることに不安は全くない。出てくるものは出てくる」とコメント。

　レティシア・サディエールは「私はすべてを連続体として見ていて、過去や未来とは無関係の、はっきりと区切られたセクションがあるとは思っていない。ステレオラブの場合、ティムが作曲の中心だけど、このアルバムでは以前よりずっと多く音楽的に関わることができた。ここ数年、自分の音楽を作る中で練習を重ねてきたことで、今回のサウンドや全体の構成にも良い影響を与えたと思う」と付け加えています。

　本アルバムには、レティシア・サディエールとティム・ゲインが作曲し、レティシア、ティム、アンディ・ラムゼイ、ジョー・ワトソン、ザヴィ・ムニオスが演奏した13曲の新しいスタジオ録音が収録。ゲストとして、クーパー・クレイン、ロブ・フライ、ベン・ラマー・ゲイ、リック・エルスワース、ホルガー・ツァップ、マリー・メルレ、モリー・リードらが参加しています。

　歌詞のテーマについて、作詞を担当したレティシアは「世界が崩壊していく中で、私たちが気づいていようがいまいが、すでに“次に来るもの”の種をまいている。重要なのは、私たちがどれだけ強力な創造者であるかを見失わないことだと思う。どのような未来を望むかを選ぶ力が私たちにはある。言葉で表したかったのは、私たちは創造する存在だ、ということ。想像力こそが望む現実を選ぶための力だ。権力を独占している一部の特権階級は、この力を大衆と分かち合うことを嫌がるけど」と語っています。


Photo by Joe Dilworth