天童よしみが、いまだ収まりきらないコロナ禍の中、全国のライヴハウスを応援するため、8月9（日）に東京・渋谷 GRAPES KITASANDOよりライヴの生配信〈天童よしみ 〜みんなに届け、元気！ Vol.1〜〉を開催。さらに、当日、会場にて、感染拡大防止対策を十分に配慮した上で、限定10名のみ観客を募り、自身初となるソーシャル・ディスタンス・ライヴを行なうことも決定しています。

　演歌界のベテランでありながら、演歌のみならず、さまざまなことにチャレンジをし続けている天童は、2年前に女性演歌歌手では初となる全国11ヵ所の映画館でのコンサート同時生中継を開催。また、ディズニー映画の劇中歌や、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の主題歌を担当し、女優としても同ドラマにレギュラー出演。現在は、NHK Eテレにて放送中のアニメ「オトッペ」のエンディング曲を歌うなど活動の幅は広がり続けています。

　その天童が今回挑戦するのは、ライヴの同時生配信。コロナ禍に合わせソーシャル・ディスタンスを厳守し、観客人数を10名に限定すると同時に、オンラインにてその模様を生配信します。天童自身が全国のライヴハウスを元気づけたいという思いで実施し、インターネットを通じて画面の向こう側にメッセージを送る内容の公演となりそうです。オンライン視聴チケットは、7月20日より発売中、限定10名のプレミアム会場チケットは7月29日（水）14:00より発売開始とのこと。チケットの購入など詳細はライヴハウスの公式サイトをご確認ください。

　withコロナの時代に新しいライヴ活動を行うアーティストが増えていますが、演歌歌手としてエンターテイメントの発信となるライヴハウスから、天童よしみの新たな挑戦が始まります。

［コメント］
まず、今回の九州地方の豪雨に依って被災された多くの方々に対しまして心から、お悔やみとお見舞いを申し上げます。今回、初めて、“配信ライヴ”に挑戦することになりました。きっかけは、このコロナ禍が長く、長く続いていて全国の皆さんが本当に懸命に頑張っておられるとき、私達、歌い手にとっても大事な場所である劇場や、コンサート会場、ライヴハウス等の皆さんも大変なご苦労をされております。未だ、大きな会場で皆さんとご一緒出来る日は叶いませんが、ライヴハウスのスタッフの方々と一緒に応援させてもらおうと思い、初めてのことだらけですが、この様な企画をやらせてもらうことに致しました。ライヴを通して、本当に日々みんなのために戦ってくださってる、医療関係者の皆様、公共のお仕事をされてる皆様にも心からの感謝の気持ちを込めて時間の許す限り見て頂き、少しでも愉しんで貰えたならうれしいです。このライヴは配信だけでなく、本当に少人数ですが、少しでもお客様をお迎え出来ないものかと相談しましたら、10名様までならと、ご了承も頂けましたので、お客様の前でも、披露させて頂きます。このステージは私の代表作などを、いつもとは違って、バンドメンバーも少人数で、ちょっと、JAZZ風にしての特別バージョンでお届けしようと考えてます。私も、コロナ自粛以来、お客様の前で歌唱するのも、5ヵ月振りくらいなので、今から緊張しながらもとても楽しみにしてます。

勿論、当日は感染拡大防止対策に十分配慮して、お客様には安心してご覧いただける様に務めてまいります。この配信ライヴは今後も出来る限り実施して行こうと思いますので、みなさんからも是非、声を掛けてください。踏ん張りましょう！！
――天童よしみ