知的なアンサンブルと温かみのある歌、その対比が堪らなく心地良い、シカゴのネイヴィン兄弟によるユニット、アルミナム・グループ（Aluminum Group）。彼らの新作は、2002年から続く“Happyness”三部作のラスト作『Little Happyness』となります。

　“Happyness”三部作は、『ハピネス』（2002年／写真）『モア・ハピネス』（2003年）と続いてきたシリーズで、シカゴ音響系アーティストが多数参加していたことでも話題となった作品。約5年ぶりのシリーズ再開となった最新作にも共同プロデューサーとしてトータスのジョン・マッケンタイアら、シカゴ系アーティストが参加しています。

　発売は彼らがデビューを飾ったシカゴのインディ・レーベル、Minty Fresh Recordsから。CDでの発売はまだ未定のようですが、すでに先日よりレーベル・サイトにてダウンロード販売（MP3）が開始されています（全曲試聴も可能）。

　一部で“ベッドルーム・ソフト・ロック”とも評されるヒューマン・エレクトロな音世界を奏でる彼ら、久々の新作にもぜひご注目を！