1976年11月25日に米サンフランシスコ・ウィンターランドで行なわれた、ザ・バンドの解散コンサートの模様を捉えたライヴ・ドキュメンタリー映画『ラスト・ワルツ』（1978）の公開40周年を記念して、デジタル・リマスター版の劇場上映が決定。4月14日（土）より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次公開されます。

　ロック・ドキュメンタリー屈指の名作として知られる本作の監督を務めたのは、『タクシードライバー』『レイジング・ブル』『グッドフェローズ』などで知られる米映画界の名匠、マーティン・スコセッシ。ザ・バンドの中心人物であるロビー・ロバートソンが、ロックを敬愛するスコセッシの音楽センスに惚れ込み、ステージ演出と記録映画の監督を依頼したというエピソードが残っています。

　盟友ボブ・ディランをはじめ、エリック・クラプトン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ヴァン・モリソン、マディ・ウォーターズら、ロックの歴史に大きな足跡を残したミュージシャンたちが次々に現れ、ザ・バンドと競演した伝説のラスト・コンサート。二度と実現不可能な、贅沢で華麗なロック・フェスティバルの模様がデジタル・リマスターの鮮やかな映像とパワフルな大音響でスクリーンに蘇ります。

　なお、リマスター上映を記念したトークイベント〈トークショー「ラスト・ワルツナイト」〉が4月18日（水）に東京・渋谷 東京カルチャーカルチャーにて開催。音楽評論家の萩原健太と天辰保文が出演し、映画にゆかりのあるアーティストたちとその時代をさまざまな視点から語ります。詳しくはオフィシャル・サイトにてご確認ください。

［プレゼント］
映画『ラスト・ワルツ』の公開40周年を記念し、同映画の特別鑑賞券（東京・ヒューマントラストシネマ渋谷 / 大阪・シネリーブル梅田の2館のみ利用可能）をCDジャーナル読者5名様にプレゼント。。プレゼント・コーナーより奮ってご応募ください。
応募締切: 2018年4月13日（金）


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