近年、Z世代を中心に「
好き好き大好き」がTikTokでバイラルヒットするなど、時代と世代を超えて注目を集めるカリスマ・シンガー“
戸川純”。1985年にリリースされた同曲が、ゆりやんレトリィバァが初監督を務める映画『禍禍女』の公式マガマガソング(好き好き大好き-HIROSHI MIX-)に起用されたことでも話題となっています。
その戸川純が、2009年にデビュー30周年を記念して発売したBOX商品『
TEICHIKU WORKS』が、タワーレコード限定でアンコールプレスが行われることとなり3月26日(木)に発売されます。
同商品は、昨年9月に初めてアンコールプレスが行われたが即完売となり、再度商品化を希望する声が多数寄せられことで、今回の再プレスが実現。戸川本人の監修によって
ヤプーズや
ゲルニカ、
東口トルエンズなどテイチクエンタテインメント在籍時の作品をはじめ、未発表の音源や映像なども収録した、全128曲入りのスペシャルコレクションボックスとなっています。
さらに、1989年に戸川純の芸能生活10周年を記念して発売された、「バージンブルース」や「東京の花売り娘」といった彼女が愛する昭和の名曲をカヴァーしたアルバム『
昭和享年』のアナログ・レコードが、クリアレッド盤として同日に発売されます。
令和の時代に、国内だけでなく海外からも支持を集めている戸川純について、音楽マーケッターの臼井孝は、「『好き好き大好き』を発端とする戸川純のリバイバルヒットは、デジタルネイティブなZ世代からの支持に加え、そのブームがネットニュースや動画サービスのオススメに表示されることで、彼女の魅力を再発見したリアルタイム世代の存在も大きいと考えられます。実際、カラオケのJOYSOUNDで彼女の楽曲を歌う人の傾向を見てみると、女性の約半数が10代・20代となっているのに対し、男性では逆に50代が約半数を占めています。80年代の楽曲を当時生まれていない若い方が大量に歌っていることも驚きですが、当時から知るミドル層の人気も無視できない状況でしょう。ただ、Z世代もリアルタイム世代も共通しているのは、現代の計算されたポップス・シーンに違和感を持ち、戸川純の先鋭的で予測不可能なパフォーマンスに惹かれているということ。つまり本物の個性に触れることで、『本当の自分』を肯定しているのではないでしょうか」と、分析しました。
今年で芸能生活47年を迎えた現在も精力的にライヴ活動も行っているので、是非ライヴハウスに足を運び、“戸川純の今”を体感してみてはいかがでしょうか?