バトルスの共同創設者として知られ、現在は作曲家、プロデューサー、そして教授としての顔も持つ現代音楽家の
タイヨンダイ・ブラクストン(Tyondai Braxton)。ポスト・クラシカルの重要レーベル「Erased Tapes」と契約し、8月21日(金)にニュー・アルバム『Splayed Werks』がリリースされる発表も記憶に新しい中、新作を携えた来日公演が11月24日(火)東京・草月ホールにて開催されることが決定しました。
アルバム『Splayed Werks』は、タイヨンダイがソロ・アーティストとして20年以上にわたり積み上げてきた実験、反復、身体性、電子音響、そのすべてを結晶化させた集大成。先行解禁されていた「Piiano」と「UnFS」の2曲に続き、今回の来日発表にあわせて新たに「Oslo」も公開されています。
2022年のシンフォニック作品『Telekinesis』以来となるフルレングス・アルバムで、総尺70分超というスケールで展開される本作の大部分は、自身のホームスタジオで制作・録音。2009年発表のソロ作『
Central Market』に見られた壮大なサウンド・デザイン、モジュラー・シンセを駆使した『
Hive1』の実験精神、そして
バトルス時代から一貫して存在する、ミニマルでありながら肉体性を帯びた反復グルーヴ。そのすべてが本作ではこれまで以上の密度と純度で融合しています。
クラブ・サウンドシステムにも対応しながら、空間芸術のようなスケール感と現代音楽家としての知性を備え、それでいて驚くほど直感的でフィジカル。数学的な構築美と人間的な揺らぎが同居するその音楽は、まさにタイヨンダイ・ブラクストンという唯一無二の表現そのもの。今回の来日では、20年以上にわたり更新され続けてきた実験音楽の現在地が体感できる機会となりそうです。
チケットの先行発売は、6月24日(水)18:00よりBEATINK主催者先行がスタート。6月25日(木)12:00よりイープラス・プレイガイド最速先行が開始されます。詳細は、BEATINKのイベント・ページをご確認ください。