yahyelとのコラボレート曲「生きろ。」が話題となっている水曜日のカンパネラが、過去曲「ユタ」「愛しいものたちへ」も手がけているオオルタイチと組んだ新作EP『YAKUSHIMA TREASURE』を4月3日（水）にリリース。

　『YAKUSHIMA TREASURE』は、水曜日のカンパネラと世界遺産・屋久島のコラボレートによるYouTube Originalsのドキュメンタリー作品「Re:SET」から生まれた作品。オオルタイチも屋久島に同行した現地でのフィールド・レコーディングをベースに制作されています。映像作家・鎌谷聡次郎（Qotorifilm Inc.）によるリード・トラック「屋久の日月節」のミュージック・ビデオは「Re:SET」エピソード7として公開中。

　作品についてコムアイは「死んでから生まれるまでに、果たしてどんな音がするだろう。情景も浮かばなくなった時にどんな匂いを覚えているだろう。鎌谷聡次郎とオオルタイチという、二人の宇宙人に見守られる中、屋久島と相撲をとりました。タイトルはシンプルに「YAKUSHIMA」にしたいと思っていたところ、ちょうど制作中にオオルタイチさんのお子さんが生まれ、漢字が違うけど、タカラと読むので素敵だなあと思って「TREASURE」をつけました。生まれてきてくれてありがとう、祝いたい気持ちで歌わせてくれてありがとう、生と死を感じさせてくれてありがとう、という気持ちです」とコメント。オオルタイチは「屋久島の大自然の中で声を出し、川や海、風、雨たくさんの音を録音し、島で出会った人々の話をヒントに制作を進めていきました。芽吹き、朽ちていく留まることのない島の天然に身を任せるように、時に迷いながらも、コムアイの歌と感応力に助けられ想像を紡いでいきました。人・自然・音楽の新しい関係性を感じてもらえたら嬉しいです」と語っています。

　なお『YAKUSHIMA TREASURE』の誕生および「屋久の日月節」MV完成までの過程に迫る全7エピソードの「Re:SET」は、エピソード1〜2を無料配信中。