アメリカで創設された「女性ソングライターの殿堂」に日本の女性シンガーから初めて八神純子が選出されることが発表されました。

　2021年に女性音楽家を支援するために創設されたアメリカの音楽団体である「女性ソングライターの殿堂」。第2回となる2022年の「殿堂入り」にはグロリア・エステファン、ロレッタ・リンらと共に日本の女性シンガーとしては初めて八神純子が選出されました。

　八神純子は「2011年に音楽活動に復帰して以来、“私しか歌えない歌を作り、歌おう。”と、夢中に走り続けてきたこの10年を、アメリカのメリーランドを本部とする音楽団体『Women Songwriters Hall of Fame』からの『女性ソングライター殿堂賞』という形で、アメリカでも讃えられることになるのは大変に光栄なことだと思っています」とコメントしています。

　「女性ソングライターの殿堂」チェアマンのジャニス・マックリーン・デローチに八神が「なぜ私を選んでくれたの？」と聞くと、「長年にわたり幅広いジャンル、スケールを感じさせる作品を書いて、そしてファイヤーボールのような情熱を持って歌うあなたのステージを見たら、選考委員の誰しもが“あなたしかいない！”って、思ったのよ」とのこと。

　さらに八神は「受賞者はただ賞をいただくだけではなく、今後の音楽業界の中で活躍する女性アーティスト達を支援し、彼女たちが良い音楽を創って行ける環境作りをしていくというミッションもあります。（中略）私なりにそのミッションに取り組んでみたいと思っています。それが私の音楽人生の次なるフェーズに加わることは、とても喜ばしいことだと感じています」と語っています。