YAJICO GIRLが、ニュー・アルバム『アウトドア』を2月17日(水)に配信リリース。また、収録曲「Surfing」が1月27日(水)に先行配信されます。
2019年にヴォーカル四方を中心に内省的な想いと音楽的な挑戦を追求した前作『
インドア』はバンドにとって大きな可能性と手応えを掴む作品となりました。その作品とこれまでの数々の実績を携えて上京した2020年……困難な状況の中でも、コンスタントに制作とリリースを重ねてきました。
「街の中で」はノープロモーションながら累計で50万再生を超えるバンドとして最初のスマッシュヒットとなり、その後も「セゾン」「Futura」「WAV」と続きました。2020年、5作目としてリリースした「FIVE」は、Spotifyの“New Music Wednesday”のカバーに抜擢され、“Tokyo Super Hits!”には4週連続でプレイリストインするという好調な結果をもって怒涛の1年を締め括りました。
そして、今作『アウトドア』が遂に完成。作品に込めた想いを、楽曲制作を手掛けるヴォーカル四方颯人は、「コロナ禍になって、インターネットやSNSの影響によるフィルターバブル・多様化と分断がより促進されるような気がして、今の時代に必要なことは“他者と出会い対話すること”だと思い、“自分の思想や価値観の扉を開く”という意味で『アウトドア』というタイトルにしました。そもそもバンドミュージックというのは“人と人の関係性の音楽”だと思うし、大阪から活動拠点を移したというタイミングでもあったので、自分たちが今伝えられるメッセージとしても良いタイトルになったんじゃないかなと思います。制作に関しても、前作『インドア』の時よりもメンバーやスタッフの意見を尊重して任せたり頼ったりする部分がすごく多くなって、サウンドの幅も広がった印象があります。歌詞のテーマも自分と他者との交わりについて書いたものが多くなりました」とコメントしています。
今作はエンジニアには
RHYMESTER、
PUNPEEといったヒップホップ勢をはじめ多彩なアーティストを手掛ける
illicit tsuboiを迎え、アートワークはこれまで同様にメンバーの古谷駿(ds)が手掛けています。