“小説を音楽にするユニット”YOASOBIのデビュー曲「夜に駆ける」が、日本初となるストリーミング10億回再生を突破しました。

　小説投稿サイト「monogatary.com」のコンテスト企画で大賞に輝いた星野舞夜の小説『タナトスの誘惑』を原作として制作、2019年11月にMVが公開され、12月にストリーミング配信がスタートした同曲。2020年の年間Billboard JAPAN総合ソング・チャートとストリーミング・ソング・チャートで1位を獲得、その年の『NHK紅白歌合戦』では、埼玉・角川武蔵野ミュージアム“本棚劇場”からTV初パフォーマンスが届けられました。またSpotifyが発表する「海外で最も再生された日本のアーティストの楽曲」ランキングでは、2021年に3位、2022年に2位を記録（アーティスト単位ではYOASOBIが2年連続1位）。名実ともにYOASOBIの代表曲として国内外で広く愛されている楽曲です。

　そんな1曲の大台突破を記念して、さまざまなお祝い企画がスタート。まずはファンアート（二次創作）のグッズを販売・購入できるオンラインストア「MashRoom Cafe」でキャンペーンが開始。「夜に駆ける」MV手がけたイラストレーター・藍にいなが今回のために描き下ろした記念イラストが公開され、そのグッズを購入できるとともに、誰でもが自身のファンアートを公開、グッズ化できます。

　さらに2020年5月15日、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で公開され、YOASOBIの名前を広く世に知らしめるきっかけにもなった「YOASOBI - 夜に駆ける / THE HOME TAKE」の音源を、「夜に駆ける - From THE FIRST TAKE」として9月21日（木）に配信開始。加えて、2021年1月6日にタワーレコード限定でサプライズ販売された、YOASOBI楽曲を初音ミクがカヴァー歌唱したアルバム『MIKUNOYOASOBI』が9月21日（木）に配信開始。音源化、配信が待望されていた2タイトルが満を待してリリースということで、この機会に改めてチェックしてほしいところです。

　なお今後も、「夜に駆ける」10億回再生を記念したさまざまな施策がスタートするとのこと。ハッシュタグ“#夜駆十億”で順次アナウンスされていくので、続報をお楽しみに。