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6月5日は「熱気球記念日」~ 気球ジャケットあれこれ

2026/06/05掲載
気球がデザインされたCDジャケットがあったらしりたいです。
 1783年6月5日に世界で初めて熱気球飛行実験が成功したことから、6月5日は「熱気球記念日」に制定されています。

 熱気球を発明したのは、フランスの兄・ジョゼフ=ミシェルと弟・ジャック=エティエンヌのモンゴルフィエ兄弟。洗濯物が暖炉から上がる煙で揺れているのを見て、空気を熱すると重さが軽くなることに気づくと、1782年12月に燃やした火の力で布製の大きな袋を飛ばす実験にとりかかり、高度1,000メートル以上の上昇に成功。これを受けて、翌1783年の6月5日にパリのヴェルサイユ宮殿で公開実験を行ないます。熱した煙を詰めた直径約11メートルの気球は、約10分の間、高度約1,800メートルまで上昇。世界で初めて熱気球実験が成功した瞬間となりました。

 大空に飛ぶ気球の姿は、夢やワクワクした気持ちを与えてくれますが、音楽作品にも気球をデザインしたジャケットがいくつかあります。よく知られていると思われるのが、“ペパーミント・サウンド”と呼ばれる清涼感あふれるハーモニーで人気を博したオーストラリア出身のグループ、エア・サプライが1981年に発表した『シーサイド・ラヴ』(写真)でしょう。自身を初めて全米1位に導いた表題曲「シーサイド・ラヴ」のほか、全米5位となった「ヒア・アイ・アム」「スウィート・ドリームス」といったヒット曲が収録されています。その日本オリジナル盤のジャケット・ヴィジュアルに、洋上に浮かぶ大きな気球が用いられています。

 熱気球に乗るメンバーをアップでとらえたジャケット・ヴィジュアルが印象的なのは、“黒いママス&パパス”とも称されたアメリカのグループ、フィフス・ディメンションの1stアルバム『アップ、アップ・アンド・アウェイ』(邦題『ビートでジャンプ』)です。1967年に発表された本作からは、表題曲がシングルカットされ全米7位とヒット。その後、グラミー賞にも輝きました。

 スピッツが2010年にリリースした36thシングル「つぐみ」では、フィンランドの写真などで知られる写真家・かくたみほが撮影した多くの気球が、ジャケット・ヴィジュアルとなっています。かくたはスピッツ「若葉」「君は太陽」でもジャケット・ヴィジュアルを担当。「つぐみ」は13thアルバム『とげまる』やシングル・コレクション『CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collection』などでも聴くことができます。

 近年では、2023年に絢香がリリースした7thアルバム『Funtale』(ファンテイル)のジャケット・ヴィジュアルに、気球が描かれています。ニュージーランドの鳥「ファンテイル」に連れられて空を舞う絢香の背景に4機の気球が浮かぶ、ファンタジックなアートワークとなっています。

 また、映像作品では、オランダ・アカデミー賞を受賞した、2005年のオランダ=ドイツ=イギリス合同のファミリー・アドヴェンチャー映画『ボクの熱気球』や、ジュール・ヴェルヌの小説『気球に乗って五週間』を原作とした1962年のアメリカのアドヴェンチャー映画『気球船探険』の映像化作品にも気球が描かれています。
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