1967(昭和42)年に当時宝くじの受託業務を担っていた第一勧業銀行(現・みずほ銀行)が、当選した宝くじが引き換えられずに時効となってしまうことが多いことから、時効防止の呼びかけのため、“く(9)・じ(2)”の語呂合わせにちなんで、9月2日を「宝くじの日」に制定しています。
1973(昭和48)年より、前年9月から当年8月までの宝くじのはずれ券を対象とした「宝くじの日記念お楽しみ抽せん」を実施。9月2日当日は、2010年までは「宝くじの日」特番として『宝くじの日記念ドリームスペシャル』と題した特別TV番組も生放送され、宝くじのキャンペーンキャラクターを務めた
所ジョージ、
ユースケ・サンタマリア、
井川遥、
西田敏行、
峰竜太、
上島竜兵、
関根麻里が司会を担当していました。
さて、“宝くじ”をタイトルに冠した楽曲をいくつか紹介していきましょう。
RCサクセションのデビュー・シングル「宝くじは買わない」は、1970(昭和45)年にリリース。タイトルの印象とは裏腹に10代の少年が“愛してる人がいるから、宝くじは買わない(お金はいらない)”と金では買えないものの大切さを歌ったピュアな詞世界が印象的です。同曲は『
KING OF BEST』(写真)などで聴くことができます。
ブルース・バンドの
憂歌団は、1979(昭和54)年リリースのアルバム『ローリング・ステディ』にて「当れ!宝くじ」を発表しています。ヴォーカルの
木村充揮が木村秀勝名義で詞曲を手掛けた同曲は、木村がシャウトをしながら100円で1000万を当てたい“夢”を歌っています。
お笑い芸人の
間寛平が女性コーラス2人組との間寛平&ボーイフレンド名義で1988(昭和63)年にリリースしたのが、「アタレ!宝くじ」です。中日ドラゴンズの応援歌「燃えよドラゴンズ!」で作詞・作曲家デビューを果たし、「ヤッターマンの歌」ほかアニメ『タイムボカン』シリーズの主題歌や、間寛平のヒット曲「ひらけ!チューリップ」で知られる
山本正之が作詞を手掛けています。
三浦康嗣、
村田シゲ、
いとうせいこうの3名体制となったポップ・ユニットの
□□□(クチロロ)が、2009(平成21)年にリリースした6thアルバム『
everyday is a symphony』に収録されているのが「有志の宝くじ」です。同曲は同年のコンピレーション・アルバム『PUBLIC/IMAGE.SOUNDS』に収録された□□□×
環ROY名義のコラボレーション曲「宝くじ」を、コメディアン / 俳優の
中村有志をフィーチャーしてリメイクしたヴァージョンとなっています。
キヨンセ、シー・シー・シー・シー・シーマーダー、ヨースケンタン、ジュンジュン a・k・a・リアルジャイアン、郷みなみの5名からなる生活密着型ヒップホップ・ユニットの
東京ヒップホップが、2013(平成25)年にリリースした2ndアルバム『
エピソード1』には「宝くじ、買った」という楽曲が収録されています。クールでスタイリッシュなサウンドをバックに“前後賞合わせて一等賞3億円の宝くじを3万円分買った”と日常のどうでもいいことを歌っています。