『超新星』は、自身主演作『映画ラストマン』の主題歌として、B’z・稲葉浩志とのコラボが大きな話題となった「木星」を筆頭に、映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』の主題歌「邂逅」など話題曲のオンパレード。中でも、かつて自身が大河ドラマ『龍馬伝』で演じた坂本龍馬と幕末を新解釈し、スウィングロックで描いた映画『新解釈・幕末伝』の主題歌「龍」、さらにウィスキー好きの福山らしく、語源となったゲール語をタイトルに冠した「ウシュクベーハー」は、福山の放つ濃厚な大人の色香に、ノックアウトされる仕上がり。本作は、初回限定音源盤と初回限定LIVE映像盤で特典内容が異なる点も魅力で、音源盤[New-Mix & Remastering Best Album 2000–2020]には、ファン投票曲を新ミックス&新マスタリングで収めた特別ディスクが付属。ちなみに投票1位は「明日の☆SHOW(2247票)」だったとのこと。ほかの結果は福山の公式サイトにて公開されています
一方、斉藤和義『日常Days』も、丸山隆平×沢尻エリカのダブル主演映画『薔薇の鎖』への書き下ろし主題歌「黒猫のタンバリン」をはじめ、収録曲の多くがドラマ主題歌やCMソングという話題曲揃い。とりわけ、松嶋菜々子主演ドラマ『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』の主題歌「鏡よ鏡」では、斉藤の真骨頂であるギター・カッティングが炸裂。名曲「I LOVE ME」を思わせるアコースティック・ギターの絶品カッティングで駆け抜けながら、“自分の信念は決して自分を裏切らない”という物語を象徴するメッセージを力強く届けます。
円熟の威厳とは対照的に飄々とした人柄で愛されるレジェンドの約6年ぶりとなるアルバムは、母性や慈悲といった人間の深層意識をテーマに、孤独や混乱の時代の先にある“調和”を静かに描いた一枚。“母性団”というファンタジックな存在を、カリンバやオルゴールのような音色とともに子守唄のように表現した「Note of Mothership」、50年代にザ・ムーングロウズが発表したDoo-Wopの名曲に、“敬具=心から相手を思いやる気持ち”という新解釈の日本語詞を重ね、のんびりとしたイージー・スウィング調のギターで歌う「Sincerely」など、無償の思いやりを力みのないサウンドで届けます。サウンド面では『プロムナード・ファンタジー』や『MEDICINE COMPILATION』に通じるラウンジ的な質感や、『ヘヴンリー・ミュージック』『Vu Ja De』で聴かせた滋味深いカヴァーの魅力が随所に息づき、細野の歩みが凝縮された内容となっています。