先日、ご紹介しました「朝ズバッ！」のテーマ曲は？という質問の回答、ビリー・ジョエルの「ムーヴィン・アウト」は、エンディング・テーマでは？というご指摘をいただきました。お詫びと共に次のように訂正させていただきます。

【2006/04/21訂正】
　日本一忙しいタレントの1人、みのもんたが司会を務める朝の情報番組『みのもんたの朝ズバッ！』。お問い合わせいただきました番組のところどころでも流れるのはオープニング・テーマ曲で、レニー・クラヴィッツの「自由への疾走」という楽曲です。イントロのギター・リフの印象的な部分を効果的に使用したものだと思われます。
　レニクラの代表曲の1つでもあり、ロック史に残る名曲との誉れ高いこの曲は、アルバム『自由への疾走』(写真)のほか、ベスト盤『グレイテスト・ヒッツ』などで聴くことが出来ますよ。

※2006/04/18掲載分で、下記のとおりご紹介したビリー･ジョエルの楽曲は再調査したところ、エンディング・テーマとして放送中でした。

　ビリー・ジョエルの「ムーヴィン・アウト」という楽曲で、今回使用されているのは、7月から日本でも公開されるブロードウェイ・ミュージカル『ムーヴィン・アウト』のヴァージョンのようです。
　ミュージカル『ムーヴィン・アウト』はニューヨークの第一線で活躍する世界的コレオグラファー、トワイラ・サープとビリー・ジョエルとの出会いによって誕生した新しいミュージカルで、セリフはなく1960年代のアメリカに生きた若者たちの激動の人生を、24のビリー・ジョエルの名曲に乗せてダンサブルでエネルギッシュに描いています。主演の“ピアノ・マン”の歌声は、ビリー・ジョエルにそっくりだと前評判も高い作品です。
　公開もまだということもあり、音源化は未定となっておりますので、アルバム『ストレンジャー』に収録されているオリジナルを聴いてみてはいかがでしょうか。78年にグラミー賞で最優秀レコードと最優秀楽曲賞を獲得した「素顔のままで」のほか、「若死にするのは善人だけ」、「シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン」、日本だけのシングル・カットとして大ヒットした「ストレンジャー」などヒット曲、名曲ばかりで構成された名盤ですよ。