リサーチ

ティファニーのキャンペーン・フィルムでビヨンセが歌っているのは?

ビヨンセ(Beyonce)   2022/11/08掲載
はてなブックマークに追加
モノクロの映像でクラブの熱気を描いたティファニーのキャンペーン・フィルムで、ビヨンセが歌っている曲は何ですか?
 ビヨンセを起用したティファニーのキャンペーン・フィルム「LOSE YOURSELF IN LOVE」が、10月よりティファニー公式サイトにて公開されています。

 映像は、多くのアーティストのミュージック・ビデオを手掛けてきたグラミー受賞ディレクターであり、カズオ・イシグロの名作小説を映画化した2010年公開作『わたしを離さないで』の監督を務めたことでも知られるマーク・ロマネクが貴重な65mmカメラにより撮影。ニューヨークの伝説的クラブ「スタジオ54」の全盛期をインスピレーションソースに、挑発的に踊るファッショナブルなダンサーや、盛り上がる満員の客たちなど、享楽的なフロアのムードをクールなモノクロの映像で表現したものに。70年代クラブ・カルチャーを彷彿とさせながらも、ビヨンセは現代的な存在感を放ち、キャンペーンのテーマである“真の愛は自分自身への愛によってこそ強くなる”をエレガントなダンスと歌唱で力強く体現しています。

 ビヨンセとティファニーと言えば、昨年のキャンペーン・フィルム「ABOUT LOVE」での夫・ジェイ・Zとのスウィートな共演も記憶に新しいところ。往年の名曲「ムーン・リバー」を、ビヨンセがしっとりと歌うソウルフルなカヴァーも話題となりました。

 一転、今回のフィルムでビヨンセが歌うのはアップリフティングなダンス・チューン「サマー・ルネッサンス」。ディスコの女王ドナ・サマージョルジオ・モロダーのタッグによるシンセ・ディスコの名曲「I FEEL LOVE」をサンプリングした同曲は、9月に発表された自身の7thアルバム『ルネッサンス』(写真)のラストを飾る重要ナンバー。ドナに敬意を表すとともに、クィア・カルチャーが生み出した“解放の音楽”ハウス・ミュージックへの愛にあふれた仕上がりです。セクシャルな歌詞や、“Dance, dance, dance”とあるがままの喜びに導くビヨンセのパフォーマンスは、思い思いに自己を解き放ち踊る人々を鮮やかに描いた「LOSE YOURSELF IN LOVE」に非常にマッチしています。

※ 記事は掲載日時点での情報をもとに書かれています。掲載後に生じた動向、および判明した事柄等は反映しておりません。ご了承ください。
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] ソウル&ファンク・ユニットMen Spyder 初のEPを発表[インタビュー] KMC 全曲O.N.Oによるビート THA BLUE HERBプロデュースの新作
[インタビュー] 魚返明未 日本の新世代ジャズを牽引するピアニストが、新たなトリオでアルバムを発表[インタビュー] みやけん 人気ピアノYouTuber 『俺のヒットパレード!』第4弾リリース!
[インタビュー] Billyrrom 注目の新世代バンドに聞く新章突入と〈HEADZ 〜NEW HOT WAVE〜〉出演への思い[インタビュー] 町あかりの歌謡曲・春夏秋冬 春のテーマは「ディスコ」!
[インタビュー] Arvin homa aya  実力派シンガーの話題曲 アナログで連続リリース[インタビュー] ジェイコブ・コーラー × kiki ピアノ 凄腕師弟コンビ
[インタビュー] 文坂なの \[インタビュー] 人気ジャズ・ピアニストが立ち上げた新レーベル 第1弾は田中裕梨とのコラボ・シングル
[特集] いよいよ完結!? 戦慄怪奇ワールド コワすぎ![インタビュー] you-show まずは目指せ、新宿制覇! 新宿発の楽曲派アイドル・グループがデビュー!
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015