2017年より『月刊コミックゼノン』にて連載開始、現在はWEB漫画サイト「ゼノン編集部」で連載中の田村茜による漫画『モブ子の恋』(ゼノンコミックス / コアミックス)を
風間太樹が実写映画化。ダブル主演に
桜田ひよりと
木戸大聖を迎え、6月5日(金)に全国公開となります。この度、“主人公じゃない”ふたりの恋の始まりを予感させる特報映像とメイン・ヴィジュアルが公開されました。
映し出されるのは、ある穏やかな春の日。スーパーマーケットのレンガ敷きの舗道、そのわずかな隙間にひっそりと、しかし懸命に根を張る一輪のシロツメクサ。誰もが見過ごしてしまうその小さな命に、田中信子(桜田ひより)だけが気づき、足を止めます。そこへ、ガラガラと音を立ててカートの列を押し運ぶ一人の青年・入江博基(木戸大聖)が近づいてきます。「このままでは、轢かれてしまう」と案じながらも、声をかけられずに一歩後ずさりをしてしまう信子。しかし入江は信子に「いらっしゃいませ」と控えめに一礼すると、まるで呼吸をするように自然な軌道で、シロツメクサを避けて去っていきました。言葉は交わさない。ただ、小さな花への思いを共有した一瞬。世界の片隅にいる“主人公じゃない”ふたりの恋の始まりを予感させる映像は、短い中にも、たしかに何かが動き始めた音が聞こえてくるよう。
監督を務めるのは、社会現象を巻き起こしたドラマ『
silent』『
海のはじまり』を手掛けた風間太樹。信子を演じる桜田ひより、入江を演じる木戸大聖とは、それぞれ前述のドラマでタッグを組んでおり、互いに信頼し合う彼らだからこそ生み出せる、透明度の高い物語に期待が高まります。そして、映像に響く印象的なピアノの旋律。時に儚く、時に力強い旋律が、不器用なふたりの背中をそっと押すように響き渡ります。
同時に公開されたヴィジュアルには、スーパーで働く信子と入江。互いの鼓動さえ伝わりそうな距離に佇むふたりの姿が切り取られています。初恋の緊張感と、陽だまりのような温かさの映画『モブ子の恋』は、6月5日全国公開。続報に是非ご期待ください。
©2026映画「モブ子の恋」製作委員会
©田村茜/コアミックス