プロデューサーの
ケニー・ビーツ、ピアニスト / 作曲家の
キーファー、マルチ奏者
カートゥーンズ、そしてドラマーの
ネイト・スミス。ジャズをルーツとしながら幅広く活躍する4人からなる新たなプロジェクト“FATHERS”が、アルバム『FATHERS』を7月10日(金)に名門レーベルのブルーノートから発表します。収録曲の「PEARL」が先行公開されています。
2023年のモントリオール・ジャズ・フェスティバルでネイト・スミスがレジデント・アーティストとして招待された際、彼はメンバーの異なる3つのトリオでステージに立ち、そのうちのひとつがキーファー、カートゥーンズとのトリオでした。その後、このトリオはアメリカや日本をツアーしましたが、その時期に、ケニー・ビーツは建設中のスタジオに特注のレコーディング用ミキシングコンソールを設置。そのテストを相談されたキーファーは、カートゥーンズ、ネイト・スミスとともにスタジオを訪れ、コンソールのテストをしているうちに、48時間でアルバムを録音しました。アルバムには、
ルイス・コールとのユニット、
ノウワーで知られるジュネヴィーヴ・アルターディ(vo)、ソロ・ユニット“HETHER”でも活動しているポール・カステルッツォ(g)などがゲスト参加しています。
本作について、ケニーは「ソングライターであり、プロデューサーであり、ミュージシャンでもある人たちが集まると、本当に遠くまで行ける。みんなつねにそれぞれの場所でアレンジやプロデュースをしているからね。“一人なら速く行けるが、一緒なら遠くへ行ける”という言葉があるけれど、FATHERSの場合は放っておいても“みんなでいるほうが速い”んだ。そしてこの作品のプロダクションは“見えない”ことを目指している。もしリスナーがプロダクション上のテクニックに気づいてしまうなら、それはうまく機能していないということなんだ」と語っています。
また、ベースを担当したカートゥーンズは「僕たちはみんな作曲もするし、演奏レベルも高い。そして互いをもっと良くしようと刺激し合っている。だから何かを始める時には、かならず誰かからインスピレーションや後押しが得られるとわかっている。それぞれが持っているハングリー精神が、一緒になることで巨大な生命体のような力になるんだ」とコメントしています。
Photo by Aidan Cullen