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安齋 肇が語る『プリンス / サイン・オブ・ザ・タイムズ』

プリンス   2014/01/28 15:57掲載
安齋 肇が語る『プリンス / サイン・オブ・ザ・タイムズ』
 2枚組アルバム『サイン・オブ・ザ・タイムズ』(1987年)のリリースに合わせて行なわれたヨーロッパ・ツアーの模様を中心に記録した、“殿下”ことプリンス(Prince)のによる史上最高のライヴ・フィルムがHDニューマスター5.1ch仕様でスクリーンに甦る! 『プリンス / サイン・オブ・ザ・タイムズ』の劇場公開がスタートしました! 「渋谷HUMAXシネマ」、「吉祥寺バウスシアター」、「109シネマズMM横浜」では2月7日(金)までの2週間限定、その後は「名古屋シネマテーク」(2月15日〜2月28日)、「シネマート心斎橋」(2月22日〜3月7日)、「金沢シネモンド」(3月1日〜3月7日)と順次公開されます。

 なお、劇場で限定発売されているパンフレットでは、大のプリンス・ファンである“ソラミミスト”安齋 肇へのインタビューが紹介されており、本作について、「吉祥寺バウスシアターの先行爆音上映会で見たんですが、画質がすごくきれいで驚きました。まるで、ついこないだのライヴみたいで、25年前のプリンスが今、ここに存在しているという感じです。あとシーラEのビーチクが今回、ハッキリ判るのが凄い。あれはもう、中学生だったら釘付けだね」と、語っています!

『プリンス / サイン・オブ・ザ・タイムズ』
安齋 肇 インタビュー

インタビュー:山?智之 / 構成:小泉なつみ
スペシャル・パンフレットより


──プリンスの第一印象はどんなものでしたか?

 安齋 「わー、気持ち悪い!と思っていました。最初は好きでもなかったんです。ファルセットで歌って、パンチのない男だよな、と。でも、徐々に遡って聴いていくと、もう衝撃的でした。ヒゲも胸毛も生えているのに、女物の下着を着て、ガーターベルトにヒールを履いて、しかもそれを本気でやっているというのが凄い。親や親戚や社会に背を向けて、こんな背徳的な生き方を真っ正面からぶつけていく姿に感銘を受けました。こんな倒錯した変態が出てきたんだ!これからは変態の時代だ!ってね。我が家は下町出身で、貧乏絵描きをやっていて、そんなコンプレックスから這い上がろうと僕自身ももがいていた時期だった。ある意味プリンスは、希望の一筋だったんですよ」

──映画『サイン・オブ・ザ・タイムズ』を初めてご覧になったのはいつですか?

 安齋 「日本で劇場公開されたときに、一度だけ見に行きました。その後もちろんビデオとか、スペイン版DVDとかで見ていますよ。映像作品として見たら、本当に素晴らしいライヴ・ビデオだと思います。あれだけ完成度の高いライヴ・パフォーマンスのショーを何回か撮影して、その中からベストな部分を編集したものだから、当時のパーフェクトに近いライヴだと思う。ただ、ライヴを前提としているから、セット・デザインはすごく凝っているわけではないし、どっちかといえばコスチュームやスタイリングに目が行っちゃいますよね。あと、映画のオープニングもそうだけど、TVドラマのセットみたいなのが好きでしょう? マイケル・ジャクソンだったら金をかけて、レンガの壁をバックでやるようなことを、ベニヤ板でやっている。でも、それが一貫しているんです。つまり、ライヴ・セットの世界観をそのまま映画に持ち込んでいるんです。ネオン管を使っているところや、肩パットの入ったコスチュームとか、小さいところから気を遣ったようなアート・コンセプトも的確だし、バクチをするところとか、寸劇も素晴らしい。プリンスはヴィジュアル性でも才能に長けた人で、〈サイン・オブ・ザ・タイムズ〉のプロモーション・ビデオは歴史に残るぐらい良いからね。あれほどまでにアニメーションがグルーヴしているビデオはないです」

2014年1月25日(土)より、渋谷HUMAXシネマ、吉祥寺バウスシアター他にて公開
全国順次ロードショー!
『プリンス / サイン・オブ・ザ・タイムズ』

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