ザ・フー(The Who)が、1975年10月に発売した7枚目のアルバム『
ザ・フー・バイ・ナンバーズ』の発売50周年を記念して、5CD + Blu-rayのスーパー・デラックス・エディション・ボックス・セットが10月30日(金)に発売することが決定しました。
同梱の100ページ・ハードカバー・ブックには、写真やメモラビリアに加え、
ピート・タウンゼントとザ・フー研究の第一人者アンディ・ニールによる書き下ろし解説が掲載。5枚のCDは、『ザ・フー・バイ・ナンバーズ』最新リマスター音源、未発表音源92トラック&ミックス、ピート・タウンゼントによるオリジナル・デモ11曲、ランポート・スタジオおよびシェパートン・スタジオでのトラッキング・セッション、初期ミックス、ガイド・ヴォーカル、1976年6月12日に行なったウェールズのスウォンジー、ヴェッチ・フィールド公演のライヴ音源が収録。
Blu-rayには、ピート・タウンゼントによる『ザ・フー・バイ・ナンバーズ』の新たなアトモス、5.1、ステレオ・ミックス音源に加え、
キース・ムーンとの最後のツアーよりミシガン州ポンティアックのメトロポリタン・スタジアム公演が収められます。2インチ・ビデオテープに収録された、これまで未発表だったライヴ映像で、76,896人の観客が集まり、当時、屋内で開催されたロック・コンサートとして史上最多の観客動員記録を樹立した公演となります。
アルバム『ザ・フー・バイ・ナンバーズ』は、発売当時、全米チャート8位、全英チャート7位を記録。収録曲の「スクイーズ・ボックス」は世界的なヒットとなり、全英トップ10、全米トップ20入りを果たし、カナダでは1位を獲得しました。
ジョン・エントウィッスル(b)が描いたユーモラスなジャケットでも知られ、ザ・フーがこれまでレコーディングした中でも特にダークな楽曲が並びます。
スーパー・デラックス・エディションでは、アルバムがどのように作られたのか、そして作曲者であるピート・タウンゼントが当時どのような精神状態にあったのかにも新たな光が当てられています。ハードカバー・ブックの中で、ピートは「音楽業界に、新しい波、あるいはそれまでに対する反動や反逆が押し寄せてくるのを感じていた。大物バンドたちは無頓着になり、自己満足に陥り始めていた。僕は、自分の曲がこれからも聴き手にとってカタルシスをもたらすものであってほしいと思っていた。数年後にパンクが登場したときも、僕は驚かなかった」と当時を振り返っています。