2月18日に93歳の誕生日を迎えた
ヨーコ・オノ(Yoko Ono)が、
ジョン・レノンが亡くなってから7ヵ月後の1981年6月に発表したアルバム『シーズン・オブ・グラス』の45周年記念盤を発表します。発売は2026年夏の予定です。
『シーズン・オブ・グラス(45周年記念盤)』はCD、LP、配信でリリースされ、CDと配信はボーナス・トラック3曲を含む全17曲収録。ボーナス・トラックのひとつで、80年12月8日、ジョン・レノンが亡くなる数時間前にレコーディングを終え、81年2月に発売されたシングル曲「ウォーキング・オン・シン・アイス」が全配信プラットフォームで初公開されています。
ヨーコはこのアルバムについて82年のインタビューで「『シーズン・オブ・グラス』は、表現しようとして生まれた作品というより、人生に大きな出来事が起きて、極限状態にあった“私自身”が、そのまま記録されてしまったものだったと思う。ある意味で“プライマル・スクリーム”的な、私にとっては何より切実で、治療的な行為だった。だからこそ、あれほど正直にならざるを得なかった」と語っています。
アルバムのジャケットには、ヨーコとジョンが暮らした米・ニューヨークのダコタ・アパートの寝室でヨーコが撮影した写真が使われており、ルーズヴェルト病院から返却された、血に染まったジョン・レノンの眼鏡が写ってます。当時、レコード会社はジャケットの変更を求めましたが、ヨーコはそれに応じませんでした。「血の付いた眼鏡を見せることにより、世界中になぜジョンが殺されなければならなかったのかを理解してほしかった」「(ジョンは)老衰でもドラッグでもない、銃で撃たれたのだから」とヨーコはインタビューで語っています。
Photo by Allen Tannenbaum (c) Yoko Ono