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3月7日は“サウナの日”〜サウナの日に見たい映像作品7選

2025/03/07掲載
サウナをテーマにした映画や番組をおしえてください。
 3月7日は、“サウナ(サウ=3・ナ=7)”の語呂合わせにちなみ、1984年に公益社団法人日本サウナ・スパ協会が「サウナの日」として記念日に登録、制定しています。日本において、いまやブームを過ぎて日常として定着化しているサウナですが、ブームのきっかけとなったのは、1964年の東京五輪の選手村にフィンランド選手団がサウナを持ち込んだことで大いに注目され、全国的に普及し始め、サウナブームが到来したと言われています。

 以降、90年代に健康ランドやスーパー銭湯などの流行に合わせてサウナが増えると、2010年前後からはサウナをテーマとしたタナカカツキの著書『サ道』やSNS等でのより幅広い層にサウナの認知が広まるなど、日本ではこれまでに何度かサウナブームが発生しました。当初はどちらかというと“サウナ=男性、オジサンの文化”というイメージが強かったものが、『サ道』をはじめとする作品がメディアで多く取り上げられ、サウナ愛好家が増えると同時にサウナ施設も増加。“ととのう”というフレーズが流行語となり、各地におしゃれなサウナ施設ができるなど、老若男女問わず“サウナを愛でる”光景が日常として根付くようになりました。

 そんなサウナを題材にしたさまざまな作品から“(サウ)7”作品を紹介。まずは、サウナの本場、フィンランドの作品から紹介していきます。2010年製作の映画『サウナのあるところ』は、約550万人の人口に対し、自宅やオフィスから湖畔や街中の公衆サウナまで約300万のサウナがあるというフィンランドを舞台に、四季折々の自然美を映し出しながら、サウナ事情とサウナに集うさまざまな人たちが過ごす姿を記録した異色のドキュメンタリー。恥ずかしがりやで寡黙だとも言われるフィンランドの男たちが、サウナを通じて身も心も裸になる姿を描いています。日本では2019年に公開されました。

 続いて、2011年製作のグルジア(現・ジョージア)の映画『247°F』。タイトルの“247°F”は華氏247度(摂氏で約120℃)を表わしています。湖畔のロッジに宿泊しようとやってきた男女各2名が、サウナを見つけて入ることになりますが、気づくと3人がサウナに閉じ込められてしまい……という、サウナの癒しや“ととのう”といった印象とは対照的なシチュエーションスリラー系の作品です。

 日本からは、やはり『サ道』を挙げないわけにはいかないでしょう。文庫化、漫画化された後、2019年にTVドラマ化。原田泰造演じる“ナカちゃんさん”ことナカタアツロウがサウナにハマり、各地のさまざまなサウナを訪ねながら“ととのう”姿を描いています。ナカタにサウナの極意を伝えた「Z」と書かれたタオルを持つ宅麻伸演じる“蒸しZ”も存在感を発揮していました。

 ドラマ『サ道』は好評を博し、2021年に『サ道2021』としてシリーズ続編を放送したほか、2021年より毎年スペシャル・ドラマがオンエアされるなど、サウナ―の火付け役のひとつとなった作品として親しまれています。オープニング・テーマにCorneliusの「サウナ好きすぎ」、エンディング・テーマにTempalayの「そなちね」「あびばのんのん」が使われるなど、ドラマ主題歌も話題となりました。

 『サウナーマン〜汗か涙かわからない〜』は、2019年日曜深夜に関西ローカルで放送されたドラマ。眞島秀和演じる感情表現をなくしてしまった“10年間、涙も笑顔も見せない男”こと黒柳ヨシトモが、サウナ「泪湯」で客たちと裸の付き合いをしながら、徐々に感情を取り戻していくというストーリーとなっています。

 2020年にはWOWOWにてサウナ番組『サウナーーーズ〜磯村勇斗とサウナを愛する男たち〜』をオンエア。前述のドラマ『サ道』で“イケメン蒸し男”に扮し、プライヴェートでもサウナ―の道を闊歩している俳優の磯村勇斗が、筋金入りのサウナーというやついいちろうとともにサウナの聖地・フィンランドに訪れ、本場のサウナを堪能する内容です。

 同年からBS朝日で放送しているのが、サウナ紀行バラエティ番組『サウナを愛でたい』。音楽界隈きってのサウナ―といわれる“ヒャダイン”こと前山田健一と“プロサウナー”ことサウナ愛好家の濡れ頭巾ちゃんが、日本各地のサウナをゲストとともに訪ねながら、ビギナーからベテランまでが楽しめるサウナの魅力を伝えていきます。ナレーターには壇蜜清水みさとが起用され、DVDは壇蜜の色気たっぷりのサウナ姿がジャケット・ヴィジュアル(写真)となっています。

 2.5次元舞台を中心に活躍しているサウナ好きの俳優・橋本祥平がMCを務めるのが、Amazonプライム・ビデオやU-NEXTなどで配信される『サウナ日和』。橋本、北村健人伊万里有の人気俳優陣が、テントサウナ、低温サウナ、外気浴、サウナ飯などを体験しながらトークを弾ませています。目の保養にもなりそうな肉体美や、買い物などでの愛らしい会話など、サウナと俳優陣の魅力が詰まった番組といえそうです。

 サラッとパッケージ作品となっている7作品を挙げましたが、サウナをテーマにした番組はこのほかにも多くあります。兄弟お笑いコンビ“ミキ”の弟・亜生がナレーションを務める、おしゃれなサウナを舞台にした恋愛リアリティショー『私をサウナに連れてって』(テレビ東京)をはじめ、お笑いコンビ“サバンナ”の高橋茂雄が各界のトップランナーをサウナに迎え、“ととのった”ところで人生のターニングポイントを聞くサウナトーク番組『サバンナ高橋の、サウナの神さま』(TOKYO MX)、やついいちろうが車両型サウナ「旅するサウナ号」で全国を巡り、ゲストと語らうドキュメントバラエティ『旅するサウナ』(BS-TBS)、サウナ愛がほとばしるサウナ―だというテレビ西日本(TNC)の浜?日香里アナウンサー自身が企画した、街の人々に好きなサウナを聞き、実際にその施設を訪ねる『サウナMAP』(テレビ西日本)、豊澤瞳(北海道)や牧田優花(東北)、白間美瑠(関西)ほか各エリアを担当する“サウナリポーター”たちが、全国各地のサウナとその先に広がるカルチャーを探す『&sauna』(北海道文化放送)、サウナの聖地「サウナしきじ」の娘で“サウナの女神”こと笹野美紀恵と見習いサウナーの垣内麻里亜の“サ女子コンビ”が静岡のサウナ巡り、サウナの基本を見つける『サウナ女子が教えるサ活のサ』(静岡第一テレビ)など、さまざまな角度からサウナを楽しむことができそうです。

 サウナ―もそうでない人も、「サウナの日」にサウナ作品を楽しんで、“ととのった”気持ちになってみてはいかがでしょうか。
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