ミニ・レビュー
レオンハルトが自己の原点であるオルガンに回帰してのシリーズ、今回はオーストリアで修復された2台の17世紀の大型楽器での演奏。録音の良さも含め、オルガン音楽の本質的な魅力を伝える意味でも、コープマンのバッハと双璧を成す企画であり、今後の展開も楽しみ。
収録曲
01パッサカリア ニ短調 (ケルル)
02リチェルカール ト短調 (フローベルガー)
03シャコンヌ ヘ長調 (フィッシャー)
04エコー・トッカータ第4番ニ短調 (シュペート)
05我ら皆唯一の神を信ず (パッヘルベル)
06アリアと変奏ヘ長調 (パッヘルベル)
07トッカータ第1番ニ短調 (ムファート)
08トッカータ第8番ト長調 (ハスラー)
09第4旋法のカンツォーナ (エルバッハ)
10トッカータ第1番ニ短調 (シュペート)
11第1旋法のリチェルカール第3番 (ポリエッティ)
12カンツォーナ第5番ハ長調 (ケルル)
13トッカータ ハ長調 (パッヘルベル)
14アリア「ゼバルディーナ」と変奏ヘ短調 (パッヘルベル)
15トッカータ第5番ハ長調 (ムファート)