ミニ・レビュー
「セゴビアの後継者」と目されるスパニッシュ・ギタリスト、といっても今年60歳だから既に名匠の域。とはいえ、音数を抑えた朴訥とさえ言える表現は、飾り気のない人柄ゆえか。前半のマズルカ集はさすがの一言。クラシックとも違うリズムの香気が漂う。
収録曲
01カディス (アルベニス)
02マジョルカ (同)
03朱色の塔 (同)
04スペイン組曲第3番「セビーリャ」 (同)
05マズルカ (タレガ)
06マリエータ (同)
07メヌエット (同)
08スペイン舞曲第2番「オリエンタル」 (グラナドス)
09同第4番「村人の唄」 (同)
10ひまわり (マンシーニ〜ゴンサレス編)
11亜麻色の髪の乙女 (ドビュッシー〜ゴンサレス編)
12ドビュッシー讃歌 (ファリャ)
13ソナチネ イ長調 (トローバ)
14「プラテロとわたし」〜プラテロ (カステルヌオーヴォ=テデスコ)
15同〜メランコリア (同)
16同〜子守娘 (同)
17同〜つばめ (同)
18煙が目にしみる (カーン〜ゴンサレス編)
19虹の彼方に (アーレン〜ゴンサレス編)