ミニ・レビュー
ブラジルで発明されたボサノバを日本で初めて広く紹介したのは渡辺貞夫であるが、その渡辺貞夫の率いるカルテットを‘フィーチュアして吹き込まれたソニア・ローザのアルバムの復刻盤。ソニアのもの憂い歌い方は当時の雰囲気を実によく伝えている。
ガイドコメント
ボサ・ノヴァの女王と呼ばれる彼女の1st。70年に東芝のエキスプレスから発表。鈴木邦彦と馬飼野俊一がアレンジを担当し、まさにソフトでセンシティヴ。ナベサダのカルテットも2曲に参加。
収録曲
01THE GIRL FROM IPANEMA
02FLY ME TO THE MOON
03DESAFINADO
04THE LOOK OF LOVE
05MEDITATION
06CORCOVADO(QUIET NIGHTS OF QUIET STARS)
07I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
08THE SHADOW OF YOUR SMILE
09LA CHANSON D'ORPHEE
10ALFIE
11SECRET LOVE
12TRISTEZA