ミニ・レビュー
KOTO Trioとも言える本作が放つ東洋的魔力は琴には門外漢である筆者にもひしひしと伝わってくる。(1)で伴奏に回っていた八木が中盤から豹変し、全音域を駆使し創造していくさまなど鳥肌が立つ。まさに東洋の美であり、他の二人がそこに惹かれたのも容易に察しがつく。★
ガイドコメント
2005年4月のライヴを収録。箏奏者の八木美知依がノルウェーのジャズ・ユニット、アトミックのリズム隊と行なったもので、3人のオリジナル曲が無限の可能性を秘めた音楽として輝いている。
収録曲
01INTRO - MONSOON - AI NO CORRIDA
02BOW DEREK
03Bl by Bl
04STAVANGER BANGER
演奏
八木美知依(20絃箏,17絃箏) インゲブリグト・ホーケル・フラーテン(B,エレクトロニクス) ポール・ニルセン・ラヴ(DS)