ガイドコメント
後藤真希の4thアルバム。新機軸を打ち出したシングル曲「ガラスのパンプス」「SOME BOYS!TOUCH」をはじめ、彼女の新たな魅力が切り拓かれた仕上がりだ。艶っぽいヴォーカルが際立っている。
収録曲
[Disc 1]
01How to use Loneliness
後藤真希のほのかにエロスを感じさせるセクシーなヴォーカリゼーションには、エキゾティックかつエスニックなバック・トラックがよく似合う。都会の孤独を描いた、アダルト・オリエンテッドな楽曲に仕上がっている。
02GIVE ME LOVE
「How to use Loneliness」と同様にエスニックなテイストが強いが、よりアッパーでダンサブルな曲調に。オクターブの違うヴォーカルを重ね合わせるなど、精緻なサウンド・プロダクションが光る。
03SOME BOYS! TOUCH
04City Wind
アルバム『How to use SEXY』の特徴といえる、後藤真希の大人の色香が感じられるヴォーカリゼーションが特に発揮された作品。アダルトな雰囲気を醸し出す、メロディアスなミディアム・テンポ・ナンバーに仕上がっている。
05ねえ 寂しくて
健気で意地らしい女心を歌い上げたナンバー。“笑顔までもブスで情けない私は厚化粧でごまかす”という一節など、繊細な女性心理をキャッチして歌詞に落としこめてしまう、つんく♂の卓越したリリック・センスに脱帽。
06ガラスのパンプス
07DAYBREAK
『How to use SEXY』というアルバム・タイトルを体現する、アシッド・ジャズの雰囲気が濃厚に漂うグルーヴィン・トラック。フックの効いたメロディとパーカッシヴなリズムが、恋人たちの夜を演出する。
08WOW 素敵!
スペーシーなシンセサイザー・サウンドがたとえようもなくファンキーで、掛け値なしにグルーヴィン! 弾くようなノリのいいチョッパー・ベースが恋愛のアッパー気分を盛り上げる、元気いっぱいのハッピー・チューンだ。
09シークレット
10LIFE
アルバム『How to use SEXY』のフィナーレを飾るにふさわしい、“地球への愛”をテーマにした壮大なナンバー。“まっすぐ歩いていこう”というポジティヴなメッセージに満ちたリリックとドラマティックな曲展開が、見事な相乗効果を生んでいる。
[Disc 2]〈DVD〉