マーベル映画最新作にして、
ヒュー・ジャックマンが最後のウルヴァリン役に挑んだ映画「LOGAN / ローガン」が6月1日(木)より全国でロードショー。封切に先駆けて日本オリジナルの予告編が公開されています。
第67回〈ベルリン国際映画祭〉のアウト・オブ・コンペティション部門に出品された本作。ミュータントの大半が死滅し、X-MENが伝説となった2029年を舞台に、年老いて治癒能力も低下し、ローガンと名乗りひっそりと暮らしているウルヴァリンの“最後の戦い”を描いています。ローガンの前に現われる謎の少女ローラをダフネ・キーン、ローガンの師にしてX-MENの精神的支柱であるプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを
パトリック・スチュワートが演じています。
公開された予告編は「ミュータントはもう存在しない」と語るローガンの姿からスタート。チャールズがローガンに、ミュータントの最後の希望であるローラを守るよう説得する場面や、ローガンが決死の覚悟で武装集団に挑んでいく様子が収められています。
2013年公開の映画『
ウルヴァリン: SAMURAI』に続き本作でもメガフォンを執った
ジェームズ・マンゴールド監督は本作について「ローガンは、悪い奴は怖くないし、死も怖いと思っていないが、愛情を怖がっている。それに人と関わることや親密になることが怖い。ローガンに対し、一種のスケールの大きい感情的な要素を突きつけた映画だ」とコメント。また、2000年公開のシリーズ初作『
X-MEN』から17年に亘ってウルヴァリンを演じたジャックマンも「本作で我々が目指したことのひとつは、ファンに向けたラブレターにするだけでなく、“アメコミ映画を一度も観たことがない人”、“アメコミ映画を観たいとは思っていない人”にとっても観てもらえる映画にすることだった」と本作への思いを語っています。