JR東日本「JR SKI SKI」CMや、『non・no』専属モデルをつとめながら、女優として活躍する
本田 翼がドラマ初主演を果たす『午前3時の無法地帯』が3月20日(水)より「dビデオ powered by BeeTV」・「BeeTV」にて配信開始!
本作は、実体験をもとにしたエピソードの数々と、ポップでキュートな絵柄が支持され、シリーズ累計発行部数50万部を超える大ヒットとなった名作、漫画家・
ねむようこが2008年から『FEEL YOUNG』(祥伝社)で連載していた人気漫画を実写化したもの。
本田 翼が演じる主人公“ももこ”は、イラストレーターを夢見ながら就職したデザイン会社で、現実にはパチンコ関係のデザインばかりをこなす毎日……。日々仕事に終われ、彼氏ともすれ違い、そんな環境の中、仕事に恋に奮闘する等身大の女性を熱演しています。
“ももこ”の相手役で、同じビルの隣の会社で働く“オトナの男”多賀谷を演じるのは、今まで数々の映画賞を受賞し、男女共に支持されている実力派俳優
オダギリジョー。その他にも、周りを固める俳優陣には、うるさく怒鳴り散らす理不尽な営業社員役に
青柳 翔、“ももこ”の恋敵役に
木南晴夏と、豪華キャストが集結!
制作陣には『リンダ・リンダ・リンダ』(2005年)、『天然コケッコー』(2007年)で第32回放置映画賞・最優秀監督賞を最年少受賞し、その後『苦役列車』(2012年) 、『マイ・バック・ページ』(2011年)を手がけた
山下敦弘監督、主題歌は
moumoonによる書き下ろし新曲「ネバイナフ」が起用されています!
《本田 翼 『午前3時の無法地帯』interview》
──本作で初のドラマ主演ですが、決まった時の感想を教えてください。
「素直に嬉しかったです。と同時にとても(緊張もあり)プレッシャーも感じました。お話をいただいて原作を読んだんですが、普通の女の子の仕事や恋愛を描いた内容で主人公のももこは自分に似ている部分もあったので一気に読み込んでしまいました。人気原作なので読者の方々の期待にこたえられるか不安でしたが頑張ろうと思いました」
──主人公「ももこ」と自分の共通点、または共感できる所はありますか?
「ダメなところやちょっとグターっとしているところとか似てます。悩んでる時は、自分と同じ状況になっていることがあるので(笑)、共感できました」
──「ももこ」にとって仕事に追われる中で唯一の支えが「多賀谷」でしたが、本田さんにとっての“仕事の支え”“頑張れる助け”になるモノは何ですか?
「助けになるものはマンガとゲームです。ももちゃんの支えは恋愛や仕事だけど、自分の“頑張れる助け”になるのは現実逃避なので(笑)。特に本屋でマンガを選んでる時はとっても幸せです」
──オダギリジョーさんと共演した感想を教えてください。
「はじめは凄く緊張していたのですが、同じシーンが多くなるにつれてたくさんお話しさせて頂けるようになりました。とても優しく、ユーモアもあって、あと演技についてもアドバイス頂いたり。本当に素敵な方だと思いました」
──撮影時の印象に残っているエピソードはありますか。
「象に乗ったことです。人生、初象でした(笑)。まさか生きているうちに象に乗れるとは想像していなかったです(笑)。乗ったら思っていた以上に高かったのと、耳ですっごい脚をたたかれました」
──最後にドラマを楽しみにしている視聴者へ<ドラマの見所>も含めてメッセージをお願いします。
「社会人1年生のももこが入社してからからの1年間を描いた作品なので、同じ境遇の方々には共感して頂ける内容になっていると思います。そして社会人になって何年かたっている方々には、その頃を思い出して頂けたら嬉しいです。色々な人たちとの出会いで少しずつ成長していくももこ、キュンキュンするような恋愛をしているももこを是非観て頂けたらと思います」
《オダギリジョー 『午前3時の無法地帯』interview》
──「多賀谷」を演じての感想を教えて下さい。自分との共通点、または共感できる所はありますか?
「考えると、今まで会社に属するという経験がないので、社会人としての常識が欠けているとは思いますが、多賀谷を演じることで、色々な想像をすることは出来ました。30代半ばの社会人が置かれる会社的地位や責任、将来の夢や恋など、もしも自分が俳優ではない人生を送っていたら、と改めて客観的に考えることが出来ました。多賀谷と自分に似ていると感じるところを見つけ出し、キャラクターを広げて行くという日々でした」
──本田翼さんと共演した感想を教えてください。
「お互いに人見知りで、簡単に打ち解けることが出来ない性格なので、喋れるようになるまで時間はかかりましたが、多賀谷とももこと同じく、お互いを探り合いながら関係性を深めて行けたように思います。芯が強く、柔軟な方だと思いますし、現場の空気を明るくし、スタッフ、キャストを引っ張ることの出来る、素晴らしい俳優だと思います」
──撮影時に印象に残っているエピソードはありますか。
「多賀谷とももこのシーンの多くが屋上で撮影されました。特に2人には大切な場所だと感じています。真冬に、Tシャツと短パンにサンダルという格好だったので、とにかく寒く、そういう意味でも印象に残っていますね」
──最後にドラマを楽しみにしている視聴者へ“ドラマの見所”も含めてメッセージをお願いします。
「僕自身、恋愛系の作品に関わることが少ないので、新鮮な気持ちで向き合えた作品になったと思います。そして女性目線で描かれる繊細な心理描写を、山下監督と今泉監督がどう映像化するのか、今から楽しみにしています。原作を読んだ方も読んでいない方も、それぞれが違った楽しみ方が出来ると思いますので、期待して頂ければ嬉しいです」
《山下敦弘監督 『午前3時の無法地帯』interview》
──撮影を終えての感想を教えて下さい。
「(本田 翼について)現場では“泣いたり”“笑ったり”“悩んだり”と、僕ら大人たちのいやらしい計算や思惑など気にも止ない無邪気なその佇まいがなんだか可愛いかったです。まだ何色にも染まってない本田翼演じる“七瀬ももこ”の魅力を思う存分楽しんでください。(オダギリジョーについて)原作の“多賀谷”についてオダギリさんが“素の俺に似てるかも……”というようなことを言っていたみたいですが、ドラマ版の多賀谷は見事に素のオダギリさんです。こういう言い方は失礼なのかもしれないですが、自分が今まで演出した役者の中で最も“力まない”演技を見ていて本当に感動してました。女子だけではなく男子もオダギリさん演じる多賀谷に魅力を感じるはずだと思います」
《原作:ねむようこ 『午前3時の無法地帯』interview》
──はじめに、ドラマ化の話を聞いた時の感想は?
「まずはとてもびっくりしました。映像化していただけるとは思ってもみませんでしたし、途中で話がなくなるかもしれない……と思い、期待しすぎないようにしました(笑)」
──今回、映画でもTVでもなくBeeTVでの映像化ですが、どんなことを感じましたか?
「お話をいただくまでBeeTVに触れたことがなかったので、どういうものなのかなと思いました。ただ、ミュージックビデオなどはケータイで観たことがありましたので、同じようにケータイで“持ち歩けるドラマ”は面白いなと思いました」
──キャスティングはどう思われましたか?
「全体的なバランスがとれていて、ぴったりだなと思いました。マンガの場合はキャラクターのイメージを自分で作っていけますが、ドラマの場合は原作のイメージに沿った人を探さないといけないので難しいだろうなと思っていたのに、とてもよかったです。キャスティングのお仕事ってすごいな、と思いました(笑)。撮影現場を見学させていただいて、どなたもしっくりきていることに改めて驚きました」
──撮影現場をご覧になった感想は?
「まず、本当に沢山のスタッフの方々が関わっていらっしゃることに感動しました。ひとつのシーンを撮るのに、それぞれの役者さんの視点ごとにアングルを変え、細かく何度も撮影されていて、時間も手間もすごくかかっているんだなあ、と本当に有り難く思いました。何より、メイクさんにしろ、カメラマンさんにしろ、音声さんにしろ、この場にいるのは全員プロなんだなと強く感じました。また、マンガ自体が自分の経験を元にした作品なので、現場で実際に役者さん達の演技を拝見したら、自分の体験が再現されているようにも感じましたね。瀧がももこにちょっかいを出すところや、堂本さんが気だるそうにももこを呼ぶところなど、“そうそうこんな感じだった”って。まるで自分の経験の再現VTRを見ているような感覚になりました(笑)」
──まだ完成前ですが、ドラマに期待することは?
「“マンガとは違うところ”を期待しています。原作を大切に作っていただいていますが、必ずマンガとは違うところが生まれてくると思いますので。映像でしか表現することが出来ないシーンや、画面を通して生まれる雰囲気など、違うからこそ面白いと思える部分を楽しみしています」
──最後にドラマを楽しみにしている人にメッセージをお願いします。
「この作品は働く“普通”の女の子のマンガなので、主人公・ももこと同じように、日々普通に働いている方々が共感してくれたら嬉しいなと思います。マンガを読んでくださった方が映像を見てくれるのも嬉しいですけど、反対に、映像を観てマンガを読んでみようという方も出てきてくれたら嬉しいですね」