世界的に活躍するヴァイオリニスト、
堀米ゆず子。ブリュッセル王立音楽院教授を務め、指導者としても高い評価を得ています。そんな堀米がアーティストとしての原点に立ち戻り、発案から自身が手掛ける一大プロジェクトの第3弾〈堀米ゆず子 J.S.バッハ / ブラームス プロジェクト at Hakuju Vol.3 堀米ゆず子が最高の仲間と奏でるバッハとブラームスの真髄〉が10月28日(火)に開催されます。
「バッハは背骨のよう。ブラームスは心のひだ。感情表現の基本。この2人の作曲家は過去30年間の演奏生活において、私の音楽作りの核となっています」と語った堀米。言葉どおり、堀米の音楽作りの原点ともいえる
バッハと
ブラームスのソロ・室内楽作品を、最高の共演者とともに奏でる贅沢なプログラム構成です。
プロジェクト第3弾を迎える今回も、演奏会の進行とともに演奏者の数が絞られていくスタイルとなっています。五重奏、三重奏、そして無伴奏へと、まるでカメラのズームをアップしていくように、堀米のヴァイオリンに焦点をあてていきます。
前半は、ブラームス最晩年の名曲であるクラリネット五重奏曲。名手
チャールズ・ナイディック(Charles Neidich)を迎えて、親密なメンバーだからこそ表現できる、決して沈鬱ではない、憂愁の境地を描きます。そのほかの共演者は、山口裕之、佐々木亮、ユリウス・ベルガー(Julius Berger)と、いずれも堀米の盟友揃いです。
後半はバッハの世界。ピアノ学習者には御馴染みの『インベンションとシンフォニア』を弦楽三重奏で。聴きなれているはずの曲にも、各声部を異なる楽器が担当することにより、必ず新たな発見があることでしょう。最後は無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番。理想的な室内楽空間を創りだすHakuju Hallで、堀米の円熟した音楽をご堪能ください。
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堀米ゆず子 J.S.バッハ / ブラームス プロジェクト at Hakuju Vol.3 堀米ゆず子が最高の仲間と奏でるバッハとブラームスの真髄2014年10月28日(火)
東京 富ヶ谷 Hakuju Hall
開場 18:30 / 開演 19:00
[出演]
堀米ゆず子(vn) / チャールズ・ナイディック(cl) / 山口裕之(vn) / 佐々木亮(va) / ユリウス・ベルガー(vc)
[座席]
全席指定 6,000円(税込)
[チケット申込]
Hakuju Hallチケットセンター 03-5478-8700(火〜土※祝日・休館日を除く / 10:00〜18:00)
www.hakujuhall.jp/[プログラム]
ブラームス: クラリネット五重奏曲 ロ短調op.115
J.S.バッハ: インベンションとシンフォニア(弦楽三重奏)
J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番 ロ短調BWV.1002
※出演者・曲目等が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※一度お求めいただいたチケットの変更、キャンセルはできません。
※未就学児の入場はご遠慮ください。