黒人演歌歌手の
ジェロが5月11日(日本時間:5月12日)、アメリカはニューヨーク市にあるセントラルパークで行なわれたイベント〈Japan Day〉へ出演。その歌声で会場に大きな拍手喝采を巻き起こしました。
「アメイジング・ヴォイス! ジェロ!」との紹介から、デビュー曲「海雪」でステージに登場したジェロ。子供の頃に初めて覚えた演歌である
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「なきむし倶楽部」など計4曲、約20分のパフォーマンスを行ない、約2,000人ものオーディエンスに演歌の魅力をアピール。ジェロは「こんな天気の良い日に外で歌えてとても気持ちがいいです!」と凱旋ライヴを楽しんでいた様子。
〈Japan Day〉は、日米市民の交流促進を目的に2007年よりスタート(昨年はイベント全体で約4万5千人が来場)。会場となったセントラルパークには、書道、折り紙、料理など、日本の文化を伝える様々なテントが設けられ、ステージでは日本の芸能を紹介するパフォーマンスなども披露されます。
これまでにも出演依頼を受けていたもののスケジュールが合わず、今回待望の〈Japan Day〉初出演となったジェロ。自身のパフォーマンスに続き、今回はお祭り音頭にも参加し、曲は「ニューヨーク音頭」(「ビッグアップル チョチョンがチョン!」と太鼓や笛、三味線とともにラップも入る異色の音頭)。プライベートでは盆踊りなど、祭りへ参加したことがなかったという彼、初めてのお祭り音頭を、NYの舞踊団体“The Japanese Folk Dance Institute of New York”、そして地元の高校生たち(ラガーディア高校)、総勢約20名とコラボ! 終演後は観客から“ジェロ”コールが鳴り止まない、大盛況のステージとなりました。