スタジオ・ミュージシャンやサポート・ミュージシャンとして活動していた5人のメンバーが集い、1979年に結成されたポップ・ロック・バンド、
NASA(ナサ)。結成翌年に発表されたデビュー・アルバム『THOUSAND NIGHTS, ONLY NIGHT 千夜一夜』のハイレゾ配信が
e-onkyoなどでスタートしました。
アメリカではTOTOや
AIRPLAY、日本では
SHOGUN、
PARACHUTEなど、いわゆる“裏方ミュージシャン”が表舞台へ登場した時期とリンクするように、活動をスタートさせたNASA。CD化されることもなく、知る人ぞ知る幻の名盤として語り継がれていた『THOUSAND NIGHTS, ONLY NIGHT 千夜一夜』は、AOR的な趣きのあるポップ・アルバム。
つのだひろ&スペースバンド、
ピンクレディーの音楽監督などを経て、作曲家、アレンジャー、コマーシャル作家として活動していた大浜和史(key)をはじめ、
ふきのとうのツアー・サポートとして知り合ったという
亀井登志夫(vo, vn)、角田 順(g)、さらに渡辺和義(b)、三浦晃嗣(dr)という、腕に覚えのある5人が洗練されたプレイとアレンジを披露しています。
今回のハイレゾ配信に際し、当時のアナログ・マスターをもとに大浜、亀井、角田のメンバー3人がディレクションしリマスタリングを行なったとのこと。特設ページ(
www.e-onkyo.com/news/576)ではリマスタリングの様子や3人のインタビューなどを公開しています。