ビッグ・ビート全盛期の1998年にファットボーイ・スリムで知られるスキント・レーベルよりアルバム『ブロウン・マインド』（写真）でデビュー。同年に〈FUJI ROCK FESTIVAL〉への出演も果たすなど、ここ日本でも人気を博した、英国のクラブ系ユニット、ローフィディリティ・オールスターズ（Lo Fidelity Allstars／以下、LFA）が復活！　約7年ぶりのニュー・アルバムをリリースします。

　LFAはフィル・ウォード（DJ）、アンディ・ディッキンソン（b）ら6人によって1996年に結成。デビュー作『ブロウン・マインド』ではアシッド・ハウス／ファンク／パンク／ヒップホップを内包したビッグ・ビート・サウンドを展開していましたが、その後メンバーの脱退を経て2002年に発表した2ndアルバム『ドント・ビー・アフレイド・オブ・ラヴ』では、よりファンキーかつソウルフルになったエレクトロ・ファンキー・ソウルを展開し話題を集めました。

　近年はメンバーの別プロジェクトなどが盛んであったため、活動は停滞気味でしたが、2008年頃より本格的に活動を再開。新作は通算3作目となるオリジナル・アルバムで、タイトルは『Northern Stomp』。新たに移籍した英Corsair Recordsより英国にて7月27日に発売されます。

　ユニットのMySpaceページでは、先日にiTunes Storeで発売されたデジタル・シングル「Smash And Grab World」ほかの試聴も行えますので、久々の復活に心弾むアナタなら訪れてみては？