エンジニアズ 2005/03/03掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、
ライド、
スローダイヴなどに代表される、轟音ギター系インディ・ロックのムーヴメント、シューゲイザー。UKでは、昨年から“
Sonic Cathedral”と題された「シューゲイザー祭」とも言えるライヴ・イベントが開催され、サイケなシューゲイザー・バンド、
テレスコープスや、スウェーデンのシューゲイザー・バンド、The Radio Deptらがライヴを、元
Lushのエマ・アンダーソンや元チャプターハウスのRussell BarrettらがDJセットをそれぞれ披露するなど、再び盛り上がってきているのですが、その同イベントにも参加したことがあるUKの新人バンド、
エンジニアズ(ENGINEERS)がデビュー・アルバム『ENGINEERS』をいよいよリリースすることに!
2003年3月にロンドンで結成されたエンジニアズは、
フィーダーが所属することでも知られるUKレーベル“ECHO”が送りだす新人で、UKでは“shoegazers”をもじった“nu-gazers”と呼ばれているバンド。すでにUKでは、3枚のシングルと
ミニ・アルバム『Folly』を発表しており、ダヴズやコールドプレイなどのような叙情派UKロックを基本としながらも、そのサイケデリックで浮遊感のあるサウンドはシューゲイザーの影響も感じさせます。プロデューサーに、
ティアーズ・フォー・フィアーズを手掛けたことで知られるDave Bascombeや
デス・イン・ヴェガスのTim Holmsらを起用したアルバムは、
UK盤が3月7日に、
日本盤(PCCY-80007 \2,625(税込))が3月16日にそれぞれリリースされる予定。日本盤にはボーナス・トラックが2曲追加収録され、さらに「Forgiveness」のビデオ・クリップもCDエクストラとして収録される予定です。シューザイザー好きも、叙情派UKロック好きもぜひともご注目ください! なお、シューゲイザー祭“Sonic Cathedral”の次回は4月28日に予定されています。こちらにもご注目を!
●エンジニアズ『ENGINEERS』
(01) HOME
(02) WAVED ON
(03) NEW HORIZON
(04) FORGIVENESS
(05) LET'S JUST SEE
(06) COME IN OUT OF THE RAIN
(07) PETER STREET
(08) SAID AND DONE
(09) THRASHER
(10) HOW DO YOU SAY GOODBYE
(11) ONE IN SEVEN
【ボーナス・トラック】
(12) STAKE TO GLORY
(13) CATS OF JUSTICE