スウェーデンのプログレッシヴ・ロック・バンド、
フラワー・キングス (THE FLOWER KINGS)が、前作『
アイランズ 』から1年4ヵ月ぶりの新作『
バイ・ロイヤル・ディクリー 』を3月4日(金)に発表します。アルバム発売に先駆けて、「The Great Pretender」と「A Million Stars」が先行公開中です。
新作では、バンドの中心人物、
ロイネ・ストルト の弟で結成時のメンバーでもある
マイケル・ストルト がバンドに復帰。感染症拡大でライヴのなかった2年間に、スウェーデンのフェニックス・スタジオで制作されたアルバムはCD2枚組、全18曲を収録する大作です。
新曲に加え、未発表の過去のマテリアルを見直したというこのアルバムについて、ロイネは「フラワー・キングスが存在もしないうちから忘れ去られていたザ・フラワー・キングスという古い宝島を探ることができたのは素晴らしかったね。再度それらのマテリアルと繋がることによって、フラワー・キングスが何故存在するか、そして何であるかに気付くことができた。このアルバムは僕のソングライターとしての歴史と、それを振り返る“中年”の冒険物語を巡る旅なんだ」「大人になることの素晴らしさのひとつは、愛されるために他の誰かになろうとしなくていいと気づくことだね。自分自身の最高のバージョンになればいいだけなんだ。ということでそれを念頭において、僕たちはフラワー・キングスにできるだけ忠実になろうとした。これは僕たちの“うまくいった仕事”なんだ」とコメント。
また弟のバンド復帰については「ベーシストとしての弟とまた繋がる気分は最高だよ。確かに僕たちは家族的な意味でも兄弟だけど、10代の頃イエス、ジェネシス、フランク・ザッパ、キング・クリムゾン、ウェザー・リポートなどのバンドを探索していく“ブラザー”同士でもあったから、基準点もはっきりとしているんだ。お互いが音楽的に辿ってきた道をよく分かっているから、どこに向かっていくかもわかるんだ」と語っています。
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