91年にアルバム
『ten』でデビューして以降、アメリカを代表するロック・バンドとしてつねに第一線で活動を続ける
パール・ジャム(Pearl Jam)。そんな彼らが、92年にリリースし、当時のCDセールス最速記録としてギネスに登録された名盤『VS』と、94年にリリースし全米セールス・チャート1位を獲得した『バイタロジー』の2作品がリマスターされたデラックス盤として発売されました。
リリース・フォーマットは、1.『VS』のLP(新規リマスター)、2.『バイタロジー』のLP(新規リマスター)、3.『VS』(新規リマスター)にボーナス・トラックとして「ホールド・オン」アコースティック・ヴァージョン、「Cready Stomp」アウトテイク、ヴィクトリア・ウィリアムズのカヴァー曲「クレイジー・メアリー」の3曲が追加されたCD、4.『バイタロジー』(新規リマスター)にボーナス・トラックとして「ベターマン」別ヴァージョン、「コーデュロイ」アウトテイク、「ナッシングマン」デモ・ヴァージョンの3曲が追加されたCD、5.前述の3&4を同梱したデラックスCDエディション、6.前述の1〜4に加えて、94年4月12日にボストンOrpheum Theaterで行なわれたライヴ音源を収録したCD+LP、さらに80Pのブックレットやポスターなどが付いたスーパー・デラックス・ボックス・セットの全部で6種類。
パール・ジャム・ファンはもちろん、そうでなくても90年代ロック・シーンを代表する2枚だけに注目のパッケージとなっています。
なお5月31日にはフロントマンのエディ・ヴェダーによるニュー・ソロ・アルバム『Ukulele Songs』が発売、9月にはPearl Jam名義としての著書となる自伝本『Pearl Jam Twenty』が発売予定。アルバム・デビュー20周年のとなる今年、パール・ジャムの動きから目が離せません。