講談社『別冊フレンド』で連載、“片想いの女の子のバイブル”として熱い人気をほこる『先輩と彼女』が実写映画化され、今秋公開予定(原作:
南波あつこ、監督:
池田千尋、脚本: 和田清人)。
志尊 淳が演じる“美野原圭吾”が憧れるひとつ年上の先輩“沖田 葵”は、『烈車戦隊トッキュウジャー』のトッキュウ3号・ミオ役でお馴染みの
梨里杏(りりあ)がつとめます。
――都築りか(芳根京子)。高校 1年生。野望は「甘い恋」。だけど好きになったのは他の女の人に恋をしている、みの先輩(志尊 淳)――。初めておぼえた嫉妬と絶望、どんなにどんなに想っても届かない、甘くて苦い青春の恋物語が展開される『先輩と彼女』。ぜひご注目ください。
台本を読んで、形は違うにせよ、みの、りかちゃん、葵…誰もがまっすぐな思いが胸に生きていて、とても素敵だなと思いました。
この作品は、まだ恋を知らない高校生の痛いほど純粋な姿がとても印象的かと思います。そして、みんな辛くも相手のことを本気で思っていて、だからこそ、その恋を乗り越えた先には大人なみんなが見えてきます。そんな成長も見どころです。
本作での葵の登場シーンは、その場の空気を葵が全部持っていきます。
結果的にどれだけキラキラするか。りかちゃんに敵わないと思わせなければならなかったので、葵のペースを大事にしました。
あとはりかちゃんとの対照的な姿を見せたかったので、経験値から来る冷静さだったり、一歩引いた大人の対応というものを意識して演じました。
それでもやっぱり葵ちゃんも真っ直ぐなんです。私はそんな葵ちゃんのこれからを誰よりも応援しています。
原作ファンの方にももちろん、そうでない方にも楽しんでもらいたいです。
そして、今恋をしているあなたを応援します。していない方も一緒にキラキラしちゃいましょう!!――梨里杏
■『先輩と彼女』
2015年秋公開予定
出演: 志尊 淳 / 芳根京子 / 梨里杏 / 戸塚純貴 / 水谷果穂 ほか
原作: 南波あつこ『先輩と彼女』(講談社「別冊フレンド」刊)
脚本: 和田清人
監督: 池田千尋
制作プロダクション: フラミンコ
制作協力: ブースタープロジェクト
製作: 「先輩と彼女」製作委員会