岡山県生まれ倉敷在住、『rehome』（2003年）や『COIEDA』（2004年）といった高木正勝作品への参加でも知られるピアニスト / ヴォーカリスト・当真伊都子（Itoko Toma）が、2010年発表の『dreamtime』以来約7年ぶりとなる2ndソロ・アルバム『when the world will mix well』を2月25日（土）にリリース。リリースに先駆けて、収録曲「horse from parallel」のミュージック・ビデオが公開されています。

　“日常的に感じる事のできる「海」”からインスピレーションを受けて制作されたという本アルバムには、当真らしい穏やかな歌声で海風に浮かぶ鳥を描き出した「shorebird」をはじめ、小瀬村 晶がアレンジを担当した弦楽器がドリーミーで柔らかな世界に彩りを加える「fantasia」など全10曲を収録。前作同様のピアノ独奏や弾き語りといったスタイルに、室内楽的アプローチの楽曲を加え、さらなる深みが与えられています。小瀬村 晶はプロデューサーも兼任しているほか、フランス人ピアニスト / 作曲家のクエンティン・サージャック（Quentin Sirjacq）も弦アレンジを手がけ、井口 寛がサウンドエンジニアリングを担当。今回MVが公開された「horse from paralle」は、シンプルなコードによってメロディを際立たせたナンバー。MVはジャケットも含め菊地 慎が手がけたもので、当真の地元・岡山や所縁の地で撮影された写真や映像をもとに制作されています。

　初回生産盤は、未発表音源のダウンロードクーポン付き。先日オープンしたアルバム特設サイトでは、全曲試聴が公開されています。