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ビートルズは何を歌っているのか?
そうだったのか!魅力再発見
――知られざるビートルズの歌詞の世界へようこそ!
2018年6月4日発売
A5判 / 208頁
本体1,574円 + 税
ISBN978-4-86171-180-0 C9473 Y1574E
雑誌コード: 64372-79
 「イエスタデイ」や「ヘイ・ジュード」「レット・イット・ビー」など、誰もが知っているビートルズの有名曲の数々ですが、さて、ではその歌詞の内容はとなると誰も知らない、といってもよいほど知られていません。最近になって、大型の翻訳書が相次いで出版されるなどビートルズの歌詞に関心が集まりつつあります。ビートルズの歌詞には、実に多面的な内容が盛り込まれています。本書は、そんなビートルズの歌詞の魅力をわかりやすく、そして、面白く解説した書です。曲の説明にあわせたカラーのイラストも多数掲載されていますので、読みやすく、理解しやすい構成です。歌詞を知ることで、長年聴いてきたビートルズの名曲が、あたかもまるで新曲かのように新鮮に聴こえてくることでしょう。

[主な内容]

第1章 目からウロコ! 歌詞の面白さは無限大
迷い込んだら出られないノルウェーの深い森?/ディランによる“Norwegian Wood”の続編?/Strawberry Fieldで絞首刑にされる?/コラム:ビートルズを読む・フレーズ集 対訳:未発表曲「虹を見ながら」

第2章 歌詞から性格判断!――人間関係も出ちゃってます
ねえ、秘密を知りたくない?/黒人になりきるポール?/ジョンの駄作vsポールの駄作?/ジェラスガイはブルースマンだった?/コラム:ビートルズを読む・単語集 対訳:未発表曲「愛される者の愛」

第3章 日本人には難しい!――ジョークの解説
リンゴイズムとは?/ジョンとジーザスとブラックユーモア?/When I'm Sixty-Fourの意地悪なオチ?/“Come Together”のholy rollerとは? クイズ:この人が出てくる曲は?

第4章 60年代バンザイ!―若者文化花盛り
ビートニク詩人はビートルズの大先輩?/ヒッピーに “it’s all too much”と言ったとか言わないとか/共産主義とビートルズ?

第5章 生きるヒント!―ビートルズ流の考え方
ポールと前衛?/ジョンの見つけた答えはyes?/想像してごらん、狂っている世界を?

※本書の監修は『ビートルズ213曲全ガイド』(弊社刊)、『ビートルズ語辞典』(誠文堂新光社刊)の著者であるビートルズ評論家・藤本国彦によるもので、それぞれの関連書籍といえる内容となっています。
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