この2月、3月にNHK『みんなのうた』で流れている、子供たちの合唱する声が印象的な「しあわせの時計(ハル&チッチ家族)」の
CDが日本コロムビアより本日発売。歌詞は、作詞家の渡辺なつみが10年前、病気の母を看病しているときに響いた“時計の音”に、命の鼓動と生の営みを感じて書き上げたもの。
なお、『みんなのうた』の放映に向けての準備中に東日本大震災が発生したため、この曲で被災地の子供たちを元気づけようと、関係者の働きかけにより宮城県・石巻市立雄勝小学校の児童たちにバックの絵を書いてもらうことに。穏やかながら力強いこの歌には児童たちも合唱で参加しており、その様子は付属のDVDで観ることができます。DVDには、番組で流れている「放送バージョン」と、収録ドキュメンタリー風の「ファミリーバージョン」の2つを収録。後者では真剣なまなざしで絵を描き、レコーディングにのぞむ子供たちの様子が収められています。