

英国のシンガー・ソングライター、ゴードン・ハスケルが生まれる。キング・クリムゾンの『リザード』(71年)に参加したものの、メインのタイトル曲をイエスのジョン・アンダーソンに唄われてしまったという、不遇の男。が、もともとフォーク畑の人で、クリムゾンに参加したこと自体にムリがある。日本ではソロの作品はほとんど話題にならないが、2001年には全英チャート2位の「How Wonderful You Are」というヒット曲を出していたりする。
「モーニング・トレイン (9to5)」などのヒットで知られる女性シンガー、シーナ・イーストンがスコットランドに生まれる。6人兄妹の末っ子。初めて人前で歌ったのは5歳の時で、叔父と叔母の銀婚式の席だったという。バーブラ・ストライサンドの映画に触発されて歌手を目指すようになり、演劇学校を経てEMIのオーディションに参加。ここから彼女のキャリアがはじまった。ちなみにイーストンという名前は、79年に結婚した最初の夫の姓である。
「ワンダーフォーゲル」「ばらの花」とヒットを連発中のくるりのシンガー兼ギタリスト、岸田繁が京都府に生まれる。典型的な京都弁を話し、小柄で細身でメガネ(吉本興行の芸人、バッファロー吾郎の竹若に激似!?)の岸田は、くるり唯一の既婚者でもある。立命館大学のサークルで96年に誕生したくるり。そのバンド名の由来は、京都の地下鉄の案内矢印が“くるり”となっていたからだとか。自他共に認める鉄道(&昆虫)オタクの岸田を核に、独自のサウンドを創り上げた。
元KISSのギタリスト、エース・フレーリーが米ニューヨークのブルックリンに生まれる。もともと電子機器に興味のあったエースは、友人の持っていたエレキ・ギターの音に衝撃を受け、真剣に練習を開始。その後、雑誌の募集広告を見てオーディションを受け、KISS加入に至った。よろめきながらステージを歩き、ギターから煙と火が噴き出すという彼のギミックは、彼が“重力の弱い惑星から地球にやってきた宇宙人”というキャラ設定だったからだとか。
「アポロ」で鮮烈デビューを果たしたポルノグラフィティのベーシスト、TAMAが広島県因島にて生まれる。小・中学校時代の同級生ハルイチ、ハルイチの同級生アキヒトでバンドを結成、高校卒業後、大阪の城天で活動を開始したポルノ。その頃は派手なラメラメ〜キラキラのファッションだった。TAMAの口癖「さり気に」などはファンの間でもタマ語と呼ぶらしい。また、昔サンフランシスコにホームステイをし、その家族の子供と汚い言葉対決で盛り上がったとか。04年、バンドを脱退した。


リンゴ、映画『おかしなおかしな石器人』での共演をキッカケに出会ったバーバラ・バックと結婚。ロンドンのメリルボーン登記所で行なわれた式にはポール夫妻、ジョージ夫妻ともに出席。リンゴ、ポール、ジョージの3人で「シー・ラヴズ・ユー」を演奏した。 また同日、ウイングス結成時からのメンバーであったデニー・レインがウイングスからの脱退を発表。結果、ウイングスは解散へと駒を進めることになった。