あるた梨沙による同名漫画を原作とした映画『明日を綴る写真館』が、6月7日（金）より全国公開となります。この度、5月15日（水）にCDデビューを飾るAぇ! groupの佐野晶哉が奏でるドラム演奏シーンの場面写真が公開されました。

　60年のキャリアを誇り、公開直前に80歳を迎える平泉成が満を持して初主演を飾る本作。相手役には、5月15日にCDデビューを控えエンタメ界の注目を集める“Aぇ! group”に所属し、俳優としての活躍に期待が集まる佐野晶哉を抜擢。さらに佐藤浩市・吉瀬美智子・高橋克典・田中健・美保純・赤井英和・黒木瞳・市毛良枝ら錚々たる豪華俳優陣が集結しました。

　本作で佐野晶哉が演じたのは、フォトコンテストで3年連続グランプリを受賞し、各所からのオファーも止まない気鋭のカメラマン・太一。しかし、1枚の写真をきっかけに、さびれた写真館を営むカメラマン・鮫島（平泉成）に弟子入りします。ともに働き、鮫島の写真家としての想いや、鮫島写真館で訪れる人々の“想い残し”に触れるうちに、自分自身にも長い間抱えている“想い残し”があることに気づいていきます。

　そんな太一が、母・冴絵（黒木瞳）の勤める結婚式場でドラムを演奏するシーンが。実はこのシーン、台本にはなく、秋山純監督から撮影1週間前に提案された演出でした。細かい指示やセリフはなく、佐野も「練習は何もしなかったです。ドラムがすごく上手だったら五十嵐太一としておかしいだろうと思って、練習ゼロで行きました。太一はドラムを触るのが久しぶりだろうと思い、それぐらいの軽い感じでいきました」とアドリブに近い形で撮影されたと明かしています。そんなドラム演奏と演技に応えるように平泉のアドリブ演技も飛び出し、そのシーンは最高潮のムードの中、撮影されました。平泉は「佐野君は伸びやか。ダンスも音楽も、芝居もできる。その先にまだ何があるのかわかりませんけど、素晴らしいものを沢山もっている」と、58歳年下の俳優・佐野晶哉に大絶賛の言葉を贈っています。

　Aぇ! groupのライヴでも、メンバーやファンとの一体感やグルーブ感が「最高だ！」と語る佐野。このシーンの撮影もそのライヴでの高揚感に近い感覚だったといいます。撮影現場の楽しさが存分に伝わってくる佐野の笑顔弾けるショットに注目です。


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