たった一人で音を重ね、轟音シューゲイズを鳴らすアーティストとして2018年にリリースした『Path』というアルバムで注目を集めたシューゲイズ・プロジェクト、Kraus。

　過去にはPitchforkで「Kraus Makes Noise Rock for Anxious People」という特集記事が組まれた経験もあるKraus。彼が2021年にリリースした作品『View No Country』が12月4日（水）にレコード化。

　『View No Country』はマイ・ブラッディ・ヴァレンタインをはじめとしたシューゲイズのレジェンドたちを彷彿させる轟音から少しドリーミーな風味を加えた楽曲までを作品の中に散りばめただけではなく、時にはパンキッシュな要素までを取り入れており、新しさを感じさせつつもシューゲイズ・ファンにはたまらないアルバムです。

　今でこそWispやAsian Glow、flyingfishなど様々なタイプのソロ・シューゲイズ・アーティストが活躍していますが、はじまりはWill Krausが部屋でたった1人で鳴らした轟音が、外に飛び出したところからでしょう。

　Kraus『View No Country』は各レコードストア / P-VINEのオフィシャル・ストアにて販売中です。