オムニバス・アルバム『
My Guitar sings Mellow』が6月18日(水)にリリースされます。
近年のシティ・ポップ・ブームに牽引されるよう、国内外で再評価が高まる日本のフュージョンミュージック。'70年代後半のクロスオーヴァーといわれたムーヴメントとともに、日本のミュージシャン達は、その技量やセンスを磨き上げていきました。
新鮮な言葉を紡ぎ、英米のエッセンスを取り入れた旋律を編み、自らのメッセージを歌い始めたシンガー・ソングライター。またその作品の世界観を見事に実現させたプレイヤー達。ミュージシャンたちが「新しい音楽を作る」「新しい時代を作る」という意欲にあふれていたことは、後にミュージシャンたち自身が語っていることからも明らかです。そこから日本の音楽シーンは大きなステップを上がり、多くの現在も聴き継がれる作品が生まれました。
シンガーがフロントに立つシティ・ポップ、プレイヤーにスポットがあたるフュージョン、そのクオリティの高さは、国内外、世代を超えた音楽ファンをしっかりと捉えたのです。
今回、AOR、シティ・ポップを中心に、ロック、ソウル、ジャズ・フュージョンなど、'70〜'80年代の都会派サウンドに愛情を注ぐ音楽のライター金澤寿和企画・監修・選曲による“ライトメロウ”なオムニバス・アルバムをリリースします。コンテンツはギタリストに焦点をあてた国内フュージョン作品です。