TOKYO世界が、新曲「You are my」のミュージック・ビデオを自身の公式YouTubeチャンネルで公開。
監督は「同じ人間」を手掛けたshun murakami(vil tokyo)が担当。TOKYO世界のリリックに込められた、環境の変化の中で変わったモノ、変わらないモノを表現した映像作品になっています。
「You are my」は、1stアルバム『エントランス』の発表、東京・渋谷WWW Xでのワンマン公演、夢の舞台“POP YOURS”への出演と、怒涛の日々を終えた後に抱いた虚無感や失望感の中で見出した音楽を続ける意味を歌った楽曲。
LIVE DJを務めるHUGH THE KIDの手掛けたメロディックでアップ・テンポな4つ打ちのビート上で、何を書けばいいのか、何を歌えばいいのか、わからなくなってしまった日々を救ってくれた人達への感謝を歌った楽曲となっています。
[コメント]歌詞を元に、前半では「過去の自分を乗り越えて前に進むこと」をテーマに、後半では、もしこの先どれだけ環境が変わっても、変わらず笑い合える仲間がいる、ということを描きました。そんな想いを込めて制作したMVです。――shun murakami(vil tokyo)振られてしまった好きな子に振り向いてもらいたい、これが僕が音楽を始めたきっかけです。
5、6年続けてきて、アルバムを出させていただいたり、夢だったPOP YOURSに出させていただいたり、ワンマンもやらせていただけるようになって、やっと自分の音楽が報われてきたような気がします。
でも、そういった自分の夢が叶ったと同時に、自分の頭にずっとあった、音楽を始めたきっかけがなくなってしまって、音楽をやる理由がわからなくなってしまいました。
更に、アルバムやワンマン、POP YOURSなどで自分の全てを出し切った気がして僕自身も前ほどの熱量がなくなった上に、以前と比べてライブが減ったり、勢いが無くなってしまった気がして、世間もファンの人達も自分に興味がなくなっている感じがしました。
そういう状況の中で、何を書いたらいいのか、何を歌ったらいいのかわからなくなって何もできない日々が続きました。
「ちょっと前まではあんなにみんな注目してくれてたのに誰ももう僕に期待してない。でも、いただいたチャンスをものにできなかった自分が悪い、自業自得だからしょうがない、もう終わりかなぁ」と思ってました。
しかし、そんな時でも制作を一緒にやってるLIVE DJ/トラックメイカーだったりは当然のように「次はどういう曲作る?」と言ってくれたり、ライブを見てくださった方が「初めてライブ来たけど良かった」と言ってくれたり、行ったことない土地にライブに呼んでくださったり、多くの人がまだ僕を応援してくれていることに気づいて、僕はまだ何にも終わってないと思うことができました。
今まではずっと自分のためにやってきたけど、自分のためだけじゃなくて、僕にまだ期待してくれてる人達、僕を支えとしてくれてる人達、協力してくれてる人達のためにも音楽をやっていこうと思いました。
ざっとまとめると周りの人たちへの感謝の曲です!ぜひ聞いてください!――TOKYO世界