2003/09/29掲載(Last Update:09/06/02 11:30)
全国の
キング・クリムゾンとその関連ファンの皆様、この間の
ジョン・ウェットンのライヴはいかがでした? 最終日に行っておけば・・・・・・なんて憂いは忘れましょう。ううう(筆者はその前日に行った)。ハレバレなニュースをお送りしますから。
そうしたクリムゾン「関連」と言えば、気になるのはライヴCDとライヴDVDがリリースされる予定になっていた
21ST・センチュリー・スキッツォイド・バンドですよね。だって日本公演を収録してるんだもの!・・・・・・でも、その2作は発売中止になってしまったのです。でも、悲しむ必要はありませんよ。なぜかと言うと、それらが「一緒にパッケージされて」リリースされることが決定したからなのです!
『TOKYO 2002(仮)』(UICE-1050)と題された本作は、説明不要でしょうがかいつまんで述べますと、元キング・クリムゾンのメンバーが集まってスタジオ・ライヴ作
『オフィシャル・ブートレグ Vol.1』(写真)を録音して調子が戻って日本に来ちゃったよ! という模様を収めたもの。よく言われるのが「ある意味、今のクリムゾンよりクリムゾンらしい」という言葉ですが、つまりはオールド・ファンの思い描きつつも、本家は演ってくれそうにない栄光のクリムゾン・ナンバーを中心にした同窓会バンド。この公演後、ドラマーが
マイケル・ジャイルズからイアン・ウォーレスにタッチしています。なので本作はオリジナル・メンバー(このバンドにはヘンな言い回しだな)では唯一の映像が観られるわけですね。
今年の11月にも彼らは来日してくれるので、本作はその「来日記念盤」といことになりそう。「ところで、CDもDVDも同じ音源なの?」などと(来日公演に行けなかった)筆者でも思いますが、収録曲は未定なんです。11/5に\4,800(税込)で発売されますので、それを待ちましょう。あの幻の、
マクドナルド・アンド・ジャイルズの曲も演ってたんですから!