原智恵子 2004/02/09掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
日本人として初めてショパン・コンクール(1937年)に入賞、戦中戦後の時期は日本で大きな人気を博したものの、50年代以降のヨーロッパでの活躍とは裏腹に、国内では忘れ去られた存在となっていた、
原智恵子(p/1914〜2001)。
『原智恵子 伝説のピアニスト』(石川康子著/ベスト新書)でその生涯が紹介され、発掘音源がCD化(写真/
ショパン:ピアノ協奏曲第1番など/COCQ-83614 \2,415(税込))されるなど、静かな再評価が進むなか、『世界ふしぎ発見!』(TBS系/2月21日21:00〜22:00)で彼女が紹介されることになった。原智恵子ゆかりの地であるパリで取材、辻久子(vn)、安田謙一郎(vc)など関係者の証言も交えて、原智恵子の知られざる波瀾の生涯に迫る。