レーベル“disques corde”主宰、またインターネットラジオ〈dublab.jp〉の運営に携わる原 雅明が新たに手掛けるレーベル“rings(リングス)”がいよいよ本格始動! 11月19日(水)に発売されるリリース第1弾は、LAの音楽シーンを牽引する
デイデラス(Daedelus)とフロスティ(Frosty)の2人によるユニット、
アドヴェンチャー・タイム(Adventure Time)のアルバム
『OF BEYOND』(RINC-1 2,300円 + 税)と、日本ジャズ界のレジェンドであるベーシスト鈴木 勲と、トップDJとして常にシーンの最前線でプレイを続けるDJ KENSEIによるライヴ・セッション音源
『NEW ALCHEMY』(RINC-2 2,300円 + 税)の2タイトル。
Brainfeederから新作アルバム『The Light Brigade』のリリースも間近のデイデラスと、世界中にリスナーを持つネットラジオdublabの主宰者フロスティ。彼らは90年代半ばに南カリフォルニア大学の音楽オタクのたまり場だったカレッジ・ラジオ局で出会い、意気投合し、卒業後の1999年に非営利ネットラジオ局dublabを設立。それぞれアーティスト活動を継続している二人ですが、今作はアドヴェンチャー・タイムとしては2003年にリリースしたアルバム『Dreams of Water Themes』(Plug Research)以来11年ぶりのリリース。アルバム・コンセプトに基づいた素晴らしいイラストを描き上げたのは、Weezer 、The Postal Service 等のアートワークも手掛けてきたLA在住の人気イラストレーション・ユニットKozyndan。
また鈴木 勲とDJ KENSEIによるライヴ・アルバム『NEW ALCHEMY』は、2013年11月2日、東京・渋谷 WWWで行なわれた〈RBMA Weekender presents“Beacon In The City”〉での50分あまりのセッションを収録。はじめてのセッションとなったこの演奏は、すべて即興でおこなわれたにも関わらず、ストーリー性のある展開豊かなものになりました。7つのセグメントに分かれていますが、基本的に50分1曲のライヴ音源。聴くものすべての度肝を抜く超絶セッションとなっています。またアルバム・カヴァーは、Mo'Waxのアートワークでも有名な中西俊夫が担当。プラスチックスを始め、数々の音楽プロジェクトでも知られる中西のアートワークは、鈴木 勲&DJ KENSEIの演奏からインスパイアされた描き下ろし作品です。またこの録音を皮切りに、鈴木 勲とDJ KENSEIのプロジェクトが現在進行中で、新たなスタジオ録音、鈴木 勲音源のDJミックスなどが、ringsからリリースされる予定です。
「さまざまな活動や表現に関心を寄せるラインを引いて、それらが繋がったり、交差したりすることから生まれてくるものを形にできたらいいと思っています」と原が語るように、ringがつながっていくことが楽しみなレーベルの誕生です。